平成24年度に内閣府が実施した「高齢者の健康に関する意識調査」によると、食事の準備が出来なくなった場合に利用したい食事サービスは「民間サービス」が34.3%
年末年始で帰省されている方も多いと思いますが、一人暮らしをしている親御さんの普段の食事に気を遣ってあげていますか?
毎日コンビニの食事では味気ないですよね。
そのようなときに利用したいのが民間の配食サービス。
地域包括支援センターなどのお世話になっている方や、既に介護サービスを利用している方などはケアマネージャーさんなどの福祉関連職からのオススメで配食サービスを選んでいる高齢者も多いですね。
私が補助人として支援している高齢者の方もそうでした。
そして。
そもそも、民間の配食サービス業者を選べることを高齢者は知らない。
なので、美味しくない食事でも我慢して食べている高齢者って結構多いのです。
あなたの親御さんは美味しい食事、食べられていますか?
私が運営委員を務めている就労移行支援事業所が配食サービスも運営しておりまして。
お試しで構わないので、被補助人の高齢者に一週間夕食分を味わって頂いたところ、今までの配食サービスと違ってできたてホヤホヤのお弁当を届けてくれ、大変美味しく食べられたそう。
補助人としては、被補助人の生活全般についても出来る限りケアしていこうと思っています。
有名な民間配食サービスから地域密着の配食サービスに乗り換えることになって大成功でした。
ワタミの配食サービスや、セブンイレブン系列のセブン・ミールサービスなど大手から、地域密着の業者まで、配食サービスの検索サイトで地域を調べると多くの業者がヒットします。
親御さんの地域を検索してお試しで配食してくれる業者さんを探してあげるのもお子さん世代の役目。
いずれにしても、食べてみないことには美味しいも不味いも分かりません。
毎日の食事だけが楽しみ、という高齢者も多い。
親御さんに変わって、食事の楽しみを見つける作業を手伝ってあげてくださいね。
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭