二つ以上の当事者の合意を書面にしたものが契約書。
大事なのは、「契約書」ではなく、「契約」そのものなのです。
契約書は、その合意事項(約束した内容)の中でも、重要な部分を書面にしたもの。
したがって、専門家が契約書を作る場合には、その「重要な部分」をよくよくヒアリングしなければ正確な契約書を作ることが出来ないのです。
専門家の中には、インターネット上でやり取りするだけで契約書を納品する方もいるようですが、私は今までにそのような作り方をしたことがありません。
ほとんど全て、契約書作成の直接のご依頼者との面談をさせて頂いております。
遠方のためどうしても来所できない方には、スカイプ等を利用してビデオ通話での面談も行ったこともあります。
いずれしても、契約書を作るに際しては面談が必要。
当事務所の場合、契約内容をヒアリングし先ずは契約書のたたき台を作成します。
それを依頼者に提示し、実際の合意内容が書面に落とし込まれているかどうかを確認しながら、完成に近づけるという作業を行います。
最低でも、二回の面談は完成までに必要になることがほとんど。
このような手続きが必要になりますので、契約書の作成は時間に余裕を持ってご依頼頂いた方がより正確な契約書が出来ることになるのです。
解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭