小学生を対象とした起業体験プログラム、2017夏休み赤羽子ども起業塾を企画するときに他の起業塾のプログラムなどの詳細を一切調べることをしませんでした。
なぜかというと、変な予見が入るのも嫌でしたし、他の子ども起業塾のメニューに影響されるのも避けたかったから。
ですので行政書士阿部総合事務所がこの夏に提供する子ども起業塾は完全オリジナルです。
ということで、今更ですが行政、民間問わず、どのような起業体験を提供しているのか調べてみました。
ネリサポ 子ども起業塾
練馬ビジネスサポートセンターと武蔵大学が共催で、後援が練馬区という行政よりのプログラム。
講師は中小企業診断士、もうひとかたの造形指導は果たしてどのような役割だろう。不思議な感じ。
対象は小学校高学年なので「赤羽子ども起業塾」と同じ。ですが、内容がだいぶ異なっています。
お店を作ろう
商品を企画してみよう
販売促進をしてみよう
売ってみよう
儲かったか計算してみよう
販売して、儲かったか計算するというビジネス色の強いプログラムですね。
参加費は2000円。行政が主催なのでリーズナブルですね。
※昼食はお弁当をご持参ください。
※保護者の方の講座中の同席は任意ですが、お子様の送迎はお願いいたします。
ランチの取り方と、保護者の送迎については全く同じことが書かれていて正直驚き。
長時間拘束の小学生起業体験というと、ランチ持ち込み、送迎は親御さんにならざるを得ないですよね。
開催時間は10時から18時まで!
一日のスポット体験でどこまで落とし込むかによって時間設定が変わってくるのですが、私の「赤羽子ども起業塾」では午前10時始まりの午後3時半終了。
ランチを挟んで4コマで設定、最後のフィードバックに時間を割きたいのと、夏休みの自由研究の作り方にも触れることを考えてこの時間を決めました。
以上が練馬ビジネスサポートセンターの子ども起業塾の内容。開催日はすでに過ぎていますが魅力的なプログラムですね。特に、造形指導って何をされるのか大人の私も見てみたいです。
今回、様々な小学生起業体験プログラムを調べてわかったのですが、売り物を企画して、販売して、いくら儲かったか損したかをゴールにする子ども起業塾はとても多いです。
経済感覚を養うというのはとても大切なこと。
しかし、赤羽子ども起業塾では、お金まわりのことよりも、むしろソーシャルビジネスやコミュニティービジネスの視点でプログラムしました。
ソーシャルビジネスとは、ビジネス要素を取り入れながら社会の課題解決を目指そう、というもの。
小学生にはソーシャルビジネスはまだ早い、という意見を頂いたこともありますが、感受性が豊かで今後いかようにでも変化できる小学生だからこそソーシャルビジネスの考え方を知ることは有益だと考えています。
学校の授業の枠の中ではなく、また先生ではなく、「起業家」から直接教わることで参加者の小学生には新鮮な体験になるはずです。
地域の中学生には起業体験プログラムを行った経験がありますが、小学生は初めての試み。
忘れられない夏休みイベントを探している保護者の方々に対して情報提供として「2017夏休み赤羽子ども起業塾」を様々な方にお伝えしている最中ですが、歓迎する声が圧倒的多数。
行政書士として契約書作成、会社設立、宅建業免許新規申請などのお仕事をさせて頂いておりますが、ライフワークとして「子ども起業塾」を継続開催したいと考えています。
”ぜひうちの子に体験させたい!”
という保護者の方は、下記のリンク先から詳細をご確認いただけます。
創業支援と資金調達に強い行政書士阿部隆昭