創業支援業務などで関わった経営者様が、”これいいわね!”と言って「2017夏休み赤羽子ども起業塾」のチラシを持ってくださることが多いです。
「阿部先生、こんなこともやってるんですか!」
と皆さん驚かれます。
次に聞かれるのは、
「どうしてこれをやろうと思ったのですか?」
子ども起業塾(小学生会社体験)は実は、二つの内容に分かれます。
職業体験としての子ども起業塾
近隣の商店で一日社長体験、といったプログラムは学校教育でも取り組み事例があります。
団子屋さん、八百屋さん、ケーキ屋さんなどの店員さんになって実際にお客様とやりとりを繰り広げる。
これも貴重な体験には違いはありません。
最も知られた職業体験プログラムは、皆さんご存知の「キッザニア」
専用の機械に触れることができたり、制服を着用したりと、とても楽しいプログラムであることは間違いありません。
人気を集めている理由もよくわかります。
将来の職業を子ども時代に体験することは大人になってからもしかしたら役に立つのかもしれません。
キッザニアのような職業体験が親子関係の親密度にも影響がある、なんてことも書かれた記事をインターネットで読んだこともあります。
金銭感覚を養うための子ども起業塾
稼いだお金はどう使ったらいいのか?
売上と費用との関係は?
などなど、子どものうちから金銭感覚を養うことはとても大切。
売上原価の計算まで行うプログラムもあるようですね。
職業体験としての子ども起業塾、金銭感覚を養うための子ども起業塾、どちらも大切。否定はしません。
ですが、
私が取り組みたいプログラムは、
ソーシャルビジネス感覚を醸成するための子ども起業塾
端的に表す適当な言葉が見当たりませんので難しい言葉を使ってしまいました。
ソーシャルビジネスとは、地域の課題をビジネス要素を取り入れて解決しようというもの。
例えば、商店街活性化、という課題があったとして。
皆さんの街でもシャッター商店街といわれているエリアはないですか?
物件所有者に課税を強化するなどの対策を行政も打ち出しています。
シャッター商店街の活性化を子ども起業塾のテーマとした場合、どのようなアイデアが生まれるのでしょうか?
楽しみです。
生まれないかもしれませんが、この場合は優れた解決策という結果が目的なのではなくて、課題を発見すること、さらにその課題について仲間と一緒に考えること、この二点が大切だと考えます。
この、課題発見能力と問題解決能力を育むことは会社経営活動だけではなく、人生を生き抜くうえでとても大切なもの。
課題を課題として早期に認識することによって解決の可能性が高まります。
解決策のパターンを取得するにはトレーニングが必要です。
といったことを子ども起業塾に関心を持っていただけるオトナにお伝えすると、
「子ども、というか、大人の私が参加したい!」
と言われるのです。
今回の2017夏休み赤羽子ども起業塾の参加対象は、小学校4年生、5年生、6年生。
会場は保護者の観覧スペースもありますので、お子さんの様子を後ろから眺めるのもよし、ご自身が参加したつもりになって一緒にプログラムを消化することも実は可能です。
内容の詳細や、お申し込みはこちらのリンク先をご覧ください。
解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭