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「一人っ子政策」に違反するということが、法律違反なのだということは知らなかった|行政書士阿部総合事務所

October 13, 2014
約 4 分

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先日、国際交流サロンで日本で就業している中国人の女性と話す機会がありました。

「一人っ子政策」というと、政府の漠然とした方針というイメージがありました。

政府の方針なんだから、国民に対して拘束力はないだろうし。

 

「一人っ子政策に違反して、子どもができちゃうとなんらかのペナルティがあるんですか?」と聞いたんです。

「それは、法律に違反しているということですからね」という答えにちょっと驚きました。

 

法律違反!

 

であるならば、罰則を受けても仕方ないのかと思います。

コトの是非はともかくとして。

 

そもそも一人っ子政策ってなんなの?って思ってぐぐってみました。

人口抑制策の一つとして中国が執っている政策で、違反すると良くないことが起きるらしい。

こんな感じで理解されている方は、この機会にちょっとだけ詳しくなってみませんか。

 

<一人っ子>「罰金ものともしない」富裕層の政策破り横行=罰則強化を検討―北京市

2008年1月20日、北京市政治協商会議委員、市人口計画生育委員主任の鄭行舟(ジョン・シンジョウ)は著名人、富裕層に一人っ子政策を守らず2人以上出産する動きが広まっていることに対し、市の関係部門は罰則強化を検討中であることを明かした。

一人っ子政策を継続したとしても今後20年間は人口増加が続き、ピーク時には15億人に達する見通しだ。北京市の人口は2020年には2100万人を超える

一人っ子政策は国家の重要政策として厳しい処罰が科されてきた。「北京市社会扶養費徴収管理実施法」によると、2人目の子供を産んだ国民は平均収入の3~10倍の罰金が科され、3人目以上の場合には罰金額はさらに倍になる。

 

 

「一人っ子政策」で4億人の人口抑制に成功、残された課題なお多く―中国

1979年より始まった一人っ子政策により、中国では4億人以上の人口抑制に成功した。出生率は1970年の5.8から1.8にまで減少している。

中国の人口ピークは2030年の15億人程度と推測される。

2020年時点で20歳から45歳の男性人口は女性より3000万人も多くなり、社会不安につながる恐れもある

 

 

<一人っ子政策>そんなの関係ねえ!有名人やお金持ちは第2子以上持つのがステータス化―中国

有名人、お金持ちの第2子以上の出産はますます人々の関心を集めている。それはすでに暗黙の了解となっており彼らの中には第2子以上を出産できることがステータスだと考えている人もいる。彼らの第2子以上の出産は近年増加しており、大部分が2人の子どもを持ち、約10%は第3子もいるという。

 

 

中国政府、新疆ウイグル自治区での少数民族優遇の一人っ子政策中止へ―米華字メディア

一人っ子政策は中国政府が80年代に開始した人口抑制政策だが、全国一律の内容ではない。少数民族の夫婦に対しては子供を4人まで認める、一人っ子政策の対象としないなど、それぞれの地域で独自の調整が行われている。

 

 

recordchinaから一人っ子政策関連の情報をみてみました。

一部、古い情報があるので数字等のデータ等、現在は状況が違っているかもしれません。

地域によって一人っ子政策にも温度差があるので、姉弟がいる人から「一人で寂しくない」って言われることもあるようですが、初めからそういうものなのでそもそもその感覚自体が分からないと言っていました。

 

地域によって差があったり、一部の人が優遇されていたりといった「問題」があるのかもしれませんが、人口抑制のためには必要だったのかなという気はします。