昨日、ある場所で仲間と夜ご飯を食べておりまして。
ちょっとした流れで、ある男性と話す機会があったんですね。
彼、22歳。
とても有名な美容室にアシスタントとして勤務されている美容師さんです。
シュッとした顔立ちでものすごい美形!
ちょっとした挨拶程度のお話しがあり、それから。
その彼が、今の美容業界の現状や自分のミッションなどを滔々と私たちに語るんです。
後からあとから口に出てくるという感じで。
例えば、
美容師は国家資格なのに、世間的な地位は日本では未だまだ低い。
だから、アメリカにおける美容師のそれのように日本もあるべきだ。
美容師の受け取る報酬が今よりも高くなれば、美容師に憧れる人も増えるし、地位の向上にもつながる。
しかし、現状、美容師の報酬を上げることはすぐには難しい。
であるならば、美容師の意識を今よりも高いところにもっていくことで、世間的な見る目を変えることが出来るのではないか?
だから自分は美容師の意識を変えることをしていきたい。
おおよそ、このような感じ。
まずですね。
彼からしたら私はずいぶんとオトナ
年齢からいえばですよ。
年齢差のあるオトナと話したときに、しっかりと「自分」を伝えることが出来るのがまず素晴らしいことだと思った。
若い頃のあなただったら言えますか?
私は言えなかったなあ。
で、そのことを彼に言ったんですね。
「それが、そもそも凄い」って。
彼は、こう言ったわけです。
いや、口だけですけどね。
いやいや、口だけでも言えるってすごいって!
何も考えてなきゃ、口だけさえもないんだから。
で、もう一人の私の仲間も、
言っていれば叶うって
と彼に。
これも正にそうで、私自身も実感中のこと。
言わなきゃわかんないし、言えば変わるかもしれない。
同じゼロ地点からスタートするとしてもですよ、
言っても変わんないから言わない
これだと永遠にゼロのままで確定です。
でもでも、
口だけでもいいから言ってみる
同じゼロ地点に立っていても、爆発的に増える可能性がある。
事実、
彼はその日初めてこの店に来たそうなのですが、そこで出逢った方がたまたま関連業界の方で新しい働き方のヒントが見つかったそうです。
素晴らしい。
口だけ最高!
美容師の学校で一年生のときに校内で1番になったという才能あふれる彼。
これからも努力して、なりたい自分になってくれるようなので、今からとても楽しみにしているんです。
二日に一度しか眠らない生活をしていたほど努力家なので成功してくれるはずです、きっと。
名前も聞いたしLINEも交換したし、早くはやく有名になって欲しいんですよね。
昔、彼が若い頃さ、俺たちここで会ったんだよ
って言いたい!笑
のでは全くなくて、
彼が活躍しまくっている後の世界を見てみたい。
どこが変わって、どこが変えられなかったのか。
そこに至るまでの紆余曲折を直接彼の口から聞いてみたい。
昨日と同じカウンターで。