孤独に関する研究の第一人者である米シカゴ大学のJohn Cacioppo心理学教授が、50歳以上の男女約2000人の健康状態を6年間に渡り追跡調査した研究によると、
孤独感が最も強い人は、「愛されてる」「必要とされている」と感じている人よりも調査期間中に死亡する確率が2倍も高いことがわかったそう。
またほかの調査でも、孤独は肥満の2倍も致命的であるとの結果が出たとか。
調査期間中に死亡とあるので、愛されていない人は6年の間に二倍も多く死んでしまっていた、ということですよね。
太りすぎやタバコ、乱れた食生活などにより死亡率が高まることはご存じだろう。しかし、このほど開かれたアメリカ科学振興協会の年次大会において、お年寄りにとって“孤独感”や“愛されていない”という感情は、命にも関わる健康リスクであることが報告された。
長生きするためには体調管理だけではなく、メンタル面でも充実した生活を送る必要があるのですね。
そういえば、人間ドックにいってもレントゲンやら問診は全て身体のケアに関すること。
普通に暮らしていれば、メンタル面の健康に気を配る機会さえありません。
せいぜい取り返しがつかないぐらいひどくなってからメンタルクリニックにようやく通ってみる程度。
まさか、命にかかわる健康リスクだなんて誰も思っていないですもんね。
メンタル面でも満たされた時間を過ごしたいものです。
Life Is Short