私が最初に就職した百貨店の店長が全体朝礼でいつも言っていて。
「明るく元気に前向き」
当時は、まあそりゃそうだろうけどね、なんだそれ、とか思っていたのですが。
これって意外と真理ではなかろうとかと感じている。
ある事象に対峙しなければならないときに、
「暗く塞ぎ込んで後ろ向きに」
考えれば物事が好転するのであれば、その選択肢もある。
だけれども、およそその可能性は一ミリもない。
「暗く塞ぎ込んで後ろ向き」
と
「明るく元気に前向き」
の二択ならば、それは後者を採るべきだろう。
前者で好転する可能性がゼロであり、かつ、後者の場合には好転する可能性が実は青天井だからだ。
明るい人のところには人が集まってくる。
元気な人のそばに居れば、その人までなんとなく元気になれる。
前向きな考え方の人には可能性を感じることできる。
明るく元気に前向き、な人には可能性しか感じない。
強制的に歯車を好転させるチカラになる。
だから物事が100%好転するかといえばもちろんそうではないのですが、その可能性がある、というだけで全く異なる。
要するに、アンコントローラブルな事態に遭遇したときの態様、ということになるのだけど。
反射として、「暗く塞ぎ込んで後ろ向き」になることもあるけれど、そこは人、意識でどうとでもなる。
明るく元気に前向きに
今日も生き抜こう。
行政書士阿部隆昭