こんな時代だから(←どんな時代笑)儲かるビジネスを始めましょう
簡単に儲かるから今すぐに始めたほうがいいよ
と言ったお誘い、受けたことありませんか?
私はあります。
商材はあえて書きませんが、喫茶店でお茶しませんか?から始まり、近況を確認しあった後に、「実はね」から本題が始まります、大抵の場合。
途中で薄々気づくので、なるほどなるほど、と聞いているだけなのですが。
「簡単に儲かるから今すぐに始めたほうがいいよ」とオススメしてくる人は、大抵の場合、そのオススメしている人が儲かる。
言い換えると、オススメしている本人が儲かるためには、オススメされている人が儲からなければならない。
つまりこのような構造になっています。
はっ?!という感じだと思うので、ここに文字を入れてみますね。
ここに登場するXさんとは?
Xさんとは、先に成功している人。
この人は、このやり方でこんなに成功しているんです、だからアナタにも出来るんです!!、という文脈で登場する成功者がXさんです。
ツリー構造で言いますと、オススメしてきた人は、Xさんの下の階層にいます。
オススメしているアナタは、オススメしてきた人の下の階層の候補です。
まだ一緒に「ビジネス」をやりますと決断したわけではないですよね、オススメされている段階ではまだ候補にすぎません。
儲けの構造が画像のようなツリー状になっている場合には、オススメしている人は、下の階層に多くの人を抱える必要があります。
オススメしている人は、オススメされているアナタが候補から抜け出し、「そんなに儲かるなら一緒にビジネスをやります!」と言ってもらわないと困るわけです。
だから誘います。
下の階層候補になる人を探します、誘います。
階層候補になる人を探し、誘うこと、もはやソレがオススメしている人の仕事になります。
ここ、とても重要です。
「下につける」という用語は、キーワードになります。
下につける人を探し、誘うことが仕事。
仕事の定義、仕事に対して持つイメージ、仕事とは?と自分に問うた時の答えは様々でしょう。
仕事とは?と自問した時に、それでいいのかという問題です。
大切にしたい人にこう聞かれたとしましょう。
「何の仕事をしているの?」
自身に納得ができ、かつ聞いている目の前のその人が納得できる答えになっているのかな。
ここからは仮定の話。
オススメされているアナタが候補から抜け出し、オススメしている人の下についたとしましょう。
次にアナタがとるアクションはコレです!
先ほどの画像と違って登場人物が一人増えます。
アナタはアナタの下につく人を探します、誘います。
アナタの下につく人を見つけないと、アナタは儲かることが出来ないから。
儲けるために、アナタの下につく人を探し、誘うことが仕事になります。
ここで自問するかもしれないし、しないかもしれません。
アナタにとって仕事とは?
なんども書きますが、仕事という言葉に対して持つイメージが完全に個人の自由だとしたときに。
つまり、公序良俗に反しない「仕事」であればオールオッケーだとしたとき。
文字通り朝から朝まで働く工場経営者のもとで育った私も仕事に対して相応のイメージを持っています。
一つのフィルターですね。
意識するとしないと、個々人の中で、仕事に対するフィルターがあるでしょう。
この「仕事」はやらない、出来ない、しても意味がない、という場合の「この」に当たる部分。
仕事とは?
と自問したときに納得できる解が出せるかどうか?
どうですか?
行政書士阿部隆昭