補助金と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

ノイズが減るほど、経営の純度は高まる ── 経営メタファー考察|行政書士阿部総合事務所

June 24, 2025
約 5 分

サービス概要

ビザ・在留資格手続き

経営管理・技人国・特定技能など、企業向けの在留資格について、採用前の「どのビザが使えるか」という段階から許可取得まで一気通貫でサポートするサービスです。業務内容のヒアリングを通じて会社の実態に合った申請書を設計し、更新・変更手続きや在留カード取得後の相談にも継続して対応します。

補助金申請サポート

新事業進出補助金・ものづくり補助金・小規模事業者持続化補助金など、 すでに使いたい補助金の候補がある企業向けの有料支援実務サポートです。
事業計画のブラッシュアップから申請書作成、電子申請、採択後の実績報告まで、 行政書士がワンストップで伴走します。

補助金ドクター
powered by LDAM

「補助金ドクター」は、行政書士阿部隆昭が開発した LDAM(LinkDrive by Abe Method)診断エンジンを用いて、 御社の業種・従業員数・所在地から、 今使える可能性の高い補助金と今後の経営改善のヒントを コンパクトに整理するオンライン診断サービスです。

創業・起業支援、セミナー講師

事業計画書策定、創業融資、助成金、会社設立、許認可取得までトータル支援。商工会・自治体などの講師実績も豊富です。

```

はじめに:登録者が減って気づいたこと

YouTubeチャンネル登録者の減少。

たった一人。それだけの出来事が、思いのほか心に残ったのはなぜか。それは、「なぜ減ったのか」を探る過程で、見えてきた構造があまりにも“経営”そのものだったからだ。

どうやら、以前「とりあえず登録して」とお願いした知人が、そっと登録を外したらしい。その行為自体は全く問題がない。

しかし、この”出来事”を通じて私は、「ノイズの存在」と「経営の純度」という言葉が、突然リアリティを持って浮かび上がった。


ノイズとは何か?

ここでいう「ノイズ」とは、単なる邪魔な存在というよりも、「本質的な関係性を覆い隠す要素」を指す。

たとえば、気を遣って登録してくれた知人のフォロー。それ自体はありがたいものだが、「本当の意味で応援している」かどうかという視点では、少し異なる。

彼らがフォローし続けていることで、自分の発信が「共鳴しているかどうか」の判断が曖昧になる。つまり、データとしてはプラスなのに、感覚的にはモヤがかかる。これが「ノイズ」である。


経営におけるノイズの例

この気づきは、私が日頃支援している中小企業の現場にも通じるものがある。

  • 本音では不要だと思っている事業部
  • 惰性で続けている取引先
  • 付き合いで受けてしまう案件
  • 評価制度に入っていないけれど影響の強い人物

こうした“ノイズ”は、経営を鈍らせる原因となる。それはコストとしてではなく、「判断基準の曖昧化」としてボディブローのように効いてくるのだ。


ノイズがあると、経営はどう鈍るか?

ノイズが多い経営は、意思決定の精度が下がる。

たとえば、毎月の売上目標は達成しているものの、利益率が低下している原因がつかめない──。よくよく調べると、既存顧客のなかに値引きや特別対応が常態化している“惰性取引先”が混じっていることがある。

彼らは一見「売上」に貢献しているように見える。しかし、「時間・人員・工数」への負荷は大きく、結果的に利益を蝕んでいる。

つまり、「ノイズのせいで、本当に見るべき数字が見えなくなっている」状態なのだ。


純度とは何か?

では、「経営の純度」とは何か。

それは、自社の理念・存在意義・届けたい価値に対して、ズレのない意思決定ができている状態を指す。

純度の高い経営では、

  • 顧客もスタッフも“共鳴”で集まる
  • やらなくていいことを明確に手放せる
  • 決断が早く、後悔が少ない

こうした状態が生まれる。

そして、純度を高めるには「足す」よりも「削る」ことが必要なのだ。


経営のクリーニング:ノイズ除去のすすめ

あなたの経営にも、以下のようなノイズが紛れていないだろうか?

  • 「この人との付き合いやめたら、何か言われそう…」という恐れ
  • 「このサービスやめたら、売上が減るかも」という未確認の不安
  • 「誰も反対しないから、続けているけど…」という惰性

これらは、事業にとって必ずしも“悪”ではないが、「選び取る判断」を曇らせているなら、いったん手放すことが必要だ。

これは、マーケティングの前に行う「経営のクリーニング」である。


それでも怖い、「登録者が減る」瞬間

ノイズを手放すには、たとえ1人でも「離れる人が出る」事象を受け入れる覚悟が必要だ。リスクではない、単なる事実。

私自身も、今回のように登録者が減ることで「この方向性で良いのか?」と一瞬迷った。

しかし、それは本質ではない。

「誰に向けて、何を届けたいか」が明確であるなら、減ることを恐れる必要はない。むしろ「その方向で合っている」と確認する機会ですらある。


純度の高い経営は、人を惹きつける

ノイズが減ると、驚くほど“本当に届けたい人”との距離が近くなる。

LINE登録でも、YouTubeでも、紹介でも、「ピンと来ました」「この話、探していました」といった声が増える。

経営においては、広く浅くよりも、「深く、届く」ことの方がずっと意味がある。

これは、補助金申請における“構想の明確さ”にもつながる考え方だ。制度に合わせて文章を作るのではなく、自社の思想や変革の方向性に基づいて提案を設計する企業が、最後には採択されている。


おわりに:純度が高まると、経営は自然に加速する

「ノイズが減った分、届けたい言葉が届く」

この感覚を経営で味わえるようになると、売上やKPIでは測れない“手応え”が日々の中に芽生えてくる。

そして、情報も、人も、チャンスも「選び取れる経営」ができるようになる。

私たち行政書士阿部総合事務所では、こうした“経営の純度”に向き合うお手伝いをしています。補助金や制度は、あくまでその一部にすぎません。

本当に整えたいのは、あなたの中にある「判断の純度」なのかもしれません。


行政書士阿部隆昭

行政書士阿部隆昭

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。