あるプロジェクトを立ち上げるときにロードマップを作ることがあります。
お仕事をされている方は、自分で作ったことがある方もいるでしょうし、取引先が作ったものを見たという方も多いでしょう。
私自身、ある団体のスタートアップ段階にあるのですが、ロードマップってそもそも何のために作るのかを考えてみました。
自分の立ち位置を明確にする。
ロードマップの役割といえば、まずはコレでしょうか。
マップ、地図ですからね。
全体の工程のどのあたりにいるのかを常に確認するのはとても大切です。
タイムスケジュールどおりにモノゴトが進んでいるのかも確認しなければならないですよね。
もしも、ロードマップを作ることなしにプロジェクトをスタートしたなら殆どの場合、迷い道に入ってしまうでしょう。
役割分担を明確にする。
ロードマップにはこんな役割もあると思います。
ロードマップを作るときには、ほとんどの場合、「誰が何を」という役割分担を作業工程に落としこんでいきます。
親しい仲間たちの場合には、ロードマップを作らずに走り始めることがあるのですが、その時は多分に個人の能力を頼ることになってしまうので注意が必要です。
この作業はAさんがやると思っていた。
Bさんがやるべきだと思っていた。
などといった期待は往々にして期待通りにコトが進みません。
ひどくなるとプロジェクトから離脱、などという大問題にも繋がります。
ゴールを明確にする。
ロードマップの先には、当然ゴールがあります。
ゴールを明確にせず、漠然としたイメージのままゴールを目指すことほど怖いことはありません。
たまたま同じ場所に到達することもありますが、お互いが同じ思いで到達しないかもしれませんし、プロジェクトメンバー全員が揃って到達することがないかもしれません。
プロジェクトの途中で迷った時にも目指すべきゴールが明確であれば、途中ではぐれてしまったとしても到達することが出来るでしょう。