「明日まで日程を連絡しますよ!」
といって連絡が来ないなんてのは仕事上のパートナーとしては論外だなあと即断してしまう。
いくら立派そうな仕事をしている人でも、次に会ったときにはバイアスがかかる。
どのような社会であれ相手から信頼を勝ち取るのは難しい。
難しい?かな。
信頼を勝ち取る最も簡単な方法はレスポンスを早くすること
メールに対する返信は誰よりも早く。
約束した日程は当然守る。
集合場所にはもちろん遅れることがない。
それだけで間違いなく信頼感がアップする。
コレ、とても簡単。
「メールの返信は早くなくても構わない」
そういう人も確かにいるけれど私はそうは思わない。
外出先で長文の返事が出来ないときは、「モバイルから失礼します」と断って最低限必要な文章と後ほど詳細を連絡する旨をメールする。
仕事をしているうえで最もストレスがかかるのが、メール返信のタイミングが合わないこと。
お互いの時間を一方的に奪わないのでメールは優れた連絡手段だと思うけれど、このタイミングが合わない仕事相手には結局電話をすることになってしまいムダな時間を費やす。
そう、単に「速い」だったり、「早い」だけで信頼感は圧倒的にアップする。
以前、お客様に言われたことがあります。
「メールの返信が早いから阿部先生にお願いして良かったと思います」
と。
特に、依頼者さまの場合、自分がわからないことがあるから専門職にメールで問い合わせをしているわけです。
送信ボタンを押した瞬間から返信があるまでは、ずーっと不安な状況が続いています。
返信が早ければ早いほど不安な状況に置かれる時間は短くなります。
ということは、
依頼者からのメール返信のタイミングは、依頼者さまの事情に合わせるべきなんです。
つい、
”今、忙しいから”
”あとで詳しく回答しようかと思った”
そういった理由をつけて返信を先延ばしにしてしまう人がおりますが、自ら信頼を失っている行動をしていると言わざるを得ません。
会社勤めをされている方にとっても事情は同じです。
昔、ホウレンソウ、なんて言いましたが今でもそうなんでしょうか?
信頼出来ない部下に仕事を振った場合、上司としては心配なわけです。
”仕事がどれぐらい進んでいるのか?”
だから、ホウレンソウなんですよね。
ホウレンソウは遅いよりも早いほうがいい。
仕事の完成を早く報告し、伝えるべきことは早く連絡し、解決出来ない問題があるなら早く相談したほうがいい。
信頼を勝ち取る最も簡単な方法は、単に「速い」か「早い」だけ。