昨日、webデザイナーの北村崇さんの講座に参加してきました!
【事業を進める上で知っておきたい、 デザインの基礎知識】
まさかのフルーツの盛り合わせ!!(歓)やスーパードライ!!!(喜)が登場して一人隠れて歓喜した懇親会で、少しお話しさせて頂いたインキュベーションマネージャーの田中さんがとってもフレンドリーな方でしたので、きっと入居者さんにとっても良いインキュベーション施設なんだろうなって思いました。
北村たあ、さんは私が現在入居している東京都北区のインキュベーション施設である「ネスト赤羽」出身でwebデザイナーとして活躍されている方。
同じネスト赤羽の先輩が運営している「貸会議室6F」のロゴデザインも北村さんが作られたそうです。
あの「6」と「F」が重なったロゴ良いなあと思っていたんですよね。
デザインとかそういった勉強家に参加するのは今回初めてで、北村さんが講師だというのと、「事業を進める上で知っておきたい、 デザインの基礎知識」というテーマが魅力的だったので参加しました。
ネストで仕事をした帰りに参加したのでたまたまノートパソコンを持っていまして。
講座で教えていただいたwebサイトの視線移動の仕方に合わせて、その場でトップページのデザインを左サイドバーに直しました。
ずっと2カラム時代はなんとなく右サイドバーで作っていたのですが、「F」の形で人の視線は移動するそうなのです。
詳しくは北村さんの著書に書いてあると思います。
さて、デザイナーに発注する際のポイントの中でデザイン料の相場の話題になり、JAGDAという団体で料金表が公開されているとのことでした。
制作料金の算出式で計算が必要なのだと思いますが、チラシ、DMなど項目を見ると、なんとなくですが金額の相場が分かります。
私たち行政書士の世界も、”仕事内容がわからない”、”料金がよくわからない”とお客様に指摘されたというのはよくある話。
当webサイトでも報酬額の案内は公開しておりますが、もっともっと分かりやすく、ひと目で分かるように修正したいと思います。
それと同時に思ったは、価格の根拠といいますか、”なぜその価格になっているのか”を知っていただくのはサービス業には大切だなあと。
今回の講座では、貸会議室6Fのロゴデザインの制作過程の一部を公開されていたのですが、想像を超える膨大な作業を経たうえでのあのロゴなんだということがよく分かりまして。それだったら、金額的には十分になっとくのものがあります。
契約書作成のご依頼の場合には、成果物は契約書たった一枚だけです。たった一枚の用紙を作るのに100,000円は高いなあと感じるか感じないか、あるいは感じさせないか感じさせるか、といった要素をよく検討しないといけませんね。インターネットにある契約書の雛形を見よう見まねで穴を埋めて作っているわけではもちろんないのですが、その制作過程を依頼者に伝えることでより価値を感じてもらえると思います。
デザイナー選びも、やっぱり最後は人
というのは、私たち行政書士も全くそのとおりなので、120%納得です。
信頼できる人におまかせしたのであれば、ある程度どのような結果になったとしても、それは十二分に検討してくれた結果だと納得することも出来ます。人として信頼性を欠くのであれば、たとえ金額的なメリットがあったとしても、”高くてもいいからアノ人にお願いしておけば良かった”となる可能性が高いですよね。
ついでに小声で言ってしまうと、私の場合、ここ東京都北区赤羽を開業地として選びましたが、何の地盤も人脈もありませんでした。更に、前職から仕事をもらうとか、前職時代に築いた人脈を利用して仕事を頂いているかというと、どちらもゼロです。何もないところからのスタートです。
だから、退職前の2013年から始めていたこのブログは自分の中ではとても大切な存在。ブログを通して人となりを知っていただき、多くの行政書士の中から”この人なら”と思って依頼して頂けるというのが理想です。本業の記事もたくさん書いていますが、それ以外の記事についても出来るだけ書いているのはそういった想いがあるからです。FacebookなどのSNSでも仕事のことしか書かない人って大勢いますよね。私はそういうのはつまらないと感じるので次第に読むことさえしなくなります。
インターネットにおけるコミュニケーションも、リアルのコミュニケーションとそれほど変わりありません。会う度に毎度毎度仕事の話ばっかりの人としょっちゅう会いたいと思いませんよね。それと同じです。
そうならないように、自分が感じたこと思ったことをバランスよく記事にして、このブログを読んだ方が記事に共感し、”仕事もこの人にお願いしてみるか”と思って頂けるのが理想。
やっぱり最後は人
である限りは、そう言われて選んでもらえるように心掛けたいです。
”むずかしいを楽しく”解決支援コンサルタント 行政書士阿部隆昭