資金調達と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

厚生労働省の「ゆう活」、もう日本ではサマータイム導入はムリじゃないかな|行政書士阿部総合事務所

June 29, 2015
約 5 分

サービス概要

補助金申請サポート

新事業進出補助金・ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金、創業助成金など、御社の経営改善・業績向上実現の視点から最適な補助金助成金を提案。事業計画立案から申請書類作成、採択後フォローまで対応します。オリジナルサービスも活用し、他にはない支援を実行しています。

LDAM無料診断
(LinkDrive by Abe Method)

カスタマイズしたAIと専門家の知見を融合した独自フレームワーク「AI経営支援型・補助金ナビ&コンサルティングサービス」。自社にとって正しい判断を導き、具体的な戦略の提案をオンライン診断でレポート化します。

創業・起業支援、セミナー講師

ビジネスアイデア構築から事業計画書策定、資金調達(創業融資や創業助成金等)、人材育成、会社設立・許認可取得までトータルサポート。関連士業など万全の支援体制で安心して創業できます。

ビザ・在留資格手続き

ビザ(在留資格)の取得(経営管理、技人国等)・変更・更新取次手続き等、出入国在留管理町認定取次行政書士として法令に則った申請をサポートします。外国人労働者を雇用する企業のコンサルティングも行なっています。

 
「終活」、「婚活」といろいろな「活」がありますが、今度は「ゆう活」だそうです。
 
一見、なんの活動なのかよくわかりません。
 
 
これは、厚生労働省が提唱している生活スタイルの変革のこと。
 
 
夏の生活スタイル変革について|厚生労働省夏の生活スタイル変革について|厚生労働省
 
 
 
平成27年4月24日に、「夏の生活スタイル変革」の通称を「ゆう活」(ゆうやけ時間活動推進)とすることが決まったことをうけ、今後は通称やロゴマークも含めて、民間企業へ「ゆう活」の周知啓発を推進していきます。
 
 
 
夏の生活スタイルの変革だそう。
 
なぜに生活スタイルを変えることを迫られているのか?
 
それが、なんで「ゆう活」なのか。
 
そもそも、「ゆう」ってなに?
 
 
 
img_03
 
 
 
平成27年3月に安倍内閣総理大臣からの指示を受け、働き方改革の一環として、明るい時間が長い夏の間は、朝早くから働き始め、夕方には家族などと過ごせるよう、夏の生活スタイルを変革する新たな国民運動(「夏の生活スタイル変革」)を展開しています。具体的には、夏の時期に「朝型勤務」や「フレックスタイム制」などを推進し、夕方早くに職場を出るという生活スタイルに変えていくものであり、それぞれの企業や働く人の実情に応じた自主的な取組を可能な範囲で実施いただくものです。
 
 
「夕方早くに職場を出る」って、”そりゃ出れれば皆早く出たいわっ!”って思いませんか?
 
陽が長いから朝方勤務に変えれば、夕方は早く職場を出ることができ、友人と遊ぶ時間も生まれ家族で過ごす優しい時間が増える。
 
 
 
”時間が増えればー正確にはスタート時間が早まればー、それだけ早く仕事が終わるだろう”、だって早くスタートしているんだから。
 
 
確かに、そうは言えるかも。
 
でも、これって机の上でしか成り立たない。
 
 
 
キャノンとか、富士ゼロックスなどの大企業では導入しているようだけど、街にある中小企業ではどうだろう。
 
陽が長いから、”早く来て早く帰りまーす”なんてことは無理。
 
 
当然、一社員について生活スタイルの変革をしようなんて厚労省は言っているわけではないのですが。
 
会社にしたって、その業種の慣習だってあるだろうし、取引先との関係で「変革」が現実的ではない
 
 
 
そもそも、この議論のスタートは「陽が長い」っていう自然現象。
 
陽が短い冬はどうする?
 
 
毎年のようにサマータイム導入の議論が湧き上がって消えていくけど、そもそもこのサマータイムお題目唱える現象のほうが問題。
 
厚労省をはじめ多くの人間が、この実効性の薄い問題に関わっている。
 
 
「夏の生活スタイル変革」に関する要請受ける (2015年4月23日 No.3221) | 週刊 経団連タイムス「夏の生活スタイル変革」に関する要請受ける (2015年4月23日 No.3221) | 週刊 経団連タイムス
 
 
 
 
もうですね。
 

日本ではサマータイムの導入は諦めたほうがいいと思う。

 
生活スタイルって習慣ですよね。
 
習慣って長い年月をかけて、気がついたらそうなっていたっていうのが「習慣」なわけで。
 
「習慣」を新たに創りだそうっていうのは、それはそれは難儀ですよ。
 
 
少なくとも、机の上で考えても習慣は創り出せないことは確か。
 
夏時間 - Wikipedia夏時間 – Wikipedia