東京都北区が主催する「来たKITAオリパラプロジェクト」の一環として「知ろう!チェレンジしよう! オリンピック・パラリンピックで目覚める一人ひとりの可能性」という講座の第三回目が昨日行われました。
今までの座学と違って、今回は実際に施設を皆さんで見学していただくという企画です。
午前と午後に分けて、「東京都障害者スポーツセンター」と「味の素ナショナルトレーニングセンター」に訪問してきました。
東京都障害者スポーツセンター
パラリンピアンの多くは、東京都障害者スポーツセンターをスタートに活躍をされているそうで、佐藤真海さんもその一人だそうです。
車いすバスケ用とロードレース用の車いすの体験もさせて頂きましたし、車いすテニスの練習では次代のエースの練習風景も観ることできました。
車いすテニスというスポーツは、車いすを操作しながら、同時にラケットも操作しなければならないということで、障害者スポーツの中では割りと高度なものとのことでした。
味の素ナショナルトレーニングセンター
朝のうちは晴れ間も見えたのですが、障害者スポーツセンターを出る頃には雨が降り始め、ナショナルトレーニングセンターに着く頃には雨と強風とで大変へ天候になってしまいました。
それでも、一般の方が見学する機会は滅多にない施設ということもあって、多くの方に参加していただき、とても喜ばれたので運営側としても嬉しい限りです。
アスリートの中でもトップアスリート(原則は、強化指定選手にならないと利用できないそうです。)しか施設に入ることさえ許されない施設。
バレーボール、ハンドボール、柔道、ボクシング、卓球などの練習施設を外から眺めるのではなく、実際に足を踏み入れることが出来るのですからホントに感動しました。
「実際にナショナルトレーニングセンターを利用できるのはどんなアスリートなのか?」
「東京オリンピックのときには選手村として使われるのか?」
といったような質問も多くいただき参加者の関心の高さをうかがわせます。
参加者も私たちプランナーも事務局の方々にとっても大変なことはたくさんありましたが、終わってみれば貴重な経験だけは素敵な思い出として心に残ってくれると思います。
プランナーやってて良かった!
最先端のスポーツ施設を見たり、そこで練習する選手たちを見ているうちにこんな思いが沸き上がってきました。
「何でもいいからスポーツやりたい」
「卓球やめなきゃよかった」
航空高専の最初の二年間卓球部だったのですが、頑張って続けていれば良かったなあと思います。
卓球サークル入ろうかな。
そうそう、東京都障害者スポーツセンターの方がおっしゃっていましたが、「ボッチャ」というスポーツが障害のない方の間でも盛り上がっているみたいですよ。
戦略性があって面白いんだそうです。