普段は終活や契約書、ビザ関連の情報提供に努めているこのブログですが、今回はごくごく私的な感想です。
私がサラリーマンを退職する前からずっとスキマ時間で書いていた「エンディングノートの書き方」の著作がようやく日の目をみて全国発売になりまして。
二年ほど前にある方の紹介で大手出版社の編集の方をお会いしました。
当時は、さまざまな事情がありその出版社から本を出すことがなかったのですが、企画が不採用になった際にも今後の展開についてアドバイスを下さるなどとても良い方だなあという印象が残っていました。
先日、その方宛にメールをしまして。
出版という形ではありませんが別の形で世に出すことが出来ました、と。
すぐに折り返しのメールがありまして、そこには、
書籍化するのが難しい企画が多い中、出版だけではない別の方法で具現化されたことが嬉しい、
と書かれていました。
メールを読んだ私も嬉しかったです。当時から真摯なご対応をされる方でしたが、二年経ってもそれは変わりませんでした。
現在、外国人関連のある分野で著作案を持っておりまして、それもお伝えすると担当部署に企画書を回付して頂けるとのこと。
ありがたい。感謝の言葉しかありません。いつか恩返しをした。
最近思うのは、人と人との関係づくりは、ネットもリアルもそう違いはないということ。
自分のまわりの人間関係を健全に保つことは誰にも出来ることだし、していいはずです。損得勘定があっても全然OKでしょう。
目の前で起きた出来事にどういった対応をするかはすべて自分が決められます。
この人間関係は自分のタイムラインから消そうと思えば、それは消していいわけです。
変に引きずって悩んで自分のメンタルがやられる必要なんて全くありません。そんなことになるぐらいなら、いっそのこと見えなくしてしまえばよい。
オトナの世界は子どもの世界と違って、自分のモノの見方しだいでそれこそ無限に広がるし、無数のコミュニティーを作り上げる事が出来ます。
”この人、いいこと言っているけど罵詈雑言がひどくて見てられない”と思ったら消していい。
”この人、一見、人当たりはすごく良さそうだけど、結局、他人の経験や能力に乗っかりたいだけ”と判断したらタイムラインから消し去るべきです。
ネットでも、リアルでも同じです。
逆に、この人の役に立ちたい、とか、貢献したい、と思うことがあれば自分の利益を度外視しても行動に移すこともあります。
これも、ネットもリアルも同じです。
ネットの場合には、それがとても簡単ですね。
ツイッターやフェイスブックであれば「イイね」ボタンを押すだけでよろしいですし、「シェア」や「リツイート」をすることで最も簡単に強力な支援をすることが出来る。
この簡単さは、リアルでは難しいですが、やっていることは同じ、何も変わらない。
関係を続けたいと思った方との関係はこれからも大事にしたい。
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭