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遺骨を「宅急便で送ってくれ!」という事情|行政書士阿部総合事務所

September 10, 2015
約 4 分

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私の地元、東京都北区でも「独居老人」や「孤立死」というのは問題になっています。

といいますか、これからの社会、どこの都市部の地域でも解決しなければいけない課題でしょう。

 

「無縁社会」における最期の迎え方について 穂森幸一

「無縁社会」における最期の迎え方について 穂森幸一 : 論説・コラム : クリスチャントゥデイ「無縁社会」における最期の迎え方について 穂森幸一 : 論説・コラム : クリスチャントゥデイ
 
 
この記事に掲載されている事例も考えさせられます。
 
亡くなってしまったのは鹿児島に一人で暮らしていた方。
 
民生委員、役所の方が、探しあてた息子に危篤である旨を連絡すると、
 
 
「もう自分たちは関わりたくないからそっちで対応してください」

 

こういった反応をみると、第一感、「ひどい」と思ったりもしてしまうのですが、実はその裏には事情があるかもしれません。

生前、父親には本当にひどいめに合わされ続けていて、やっと縁が切れたと思っているとか。

実際にそういった方、これまでの経験でも何人かおりましたし、「相続廃除」といった裁判上の手続きに発展した方もいます。

 

結局その方は現地で火葬されたそうです。

 

和尚さんは、息子さんに「自分が預かっているのでお寺まで取りに来てください」と電話したそうです。その返答にも驚かされます。「宅急便で、着払いで送ってください」ということだったそうです。

 

 

これは正直どうなんだろうと思います。

「宅急便」で送って欲しいということは、鹿児島県から遠く離れた地に住んでいて、たとえば北海道とか。

遠すぎて引き取りに行けないとか。

死んでしまった以上、生前のわだかまりは全てチャラ、一切合切清算されていいと思うんですよね、気持ちの面では。

郵送でもいいんでしょうけど、最後の地ぐらいは見ておきたいっていうのもあります。

 

いやだって、どんなことがあろうが、現実問題としてですよ、

 

親がいなかったら、子は間違いなくこの世に存在さえしていない

 

これは、もうホントにすごいことで。

 

こうやって、ブログ書いている今のこの瞬間の自分は親がいてくれたからこそ、この場にいるわけで。

親がいなかったら、完全にゼロの存在です。

 

その自分の起源である存在を、モノを運ぶ宅急便で送ってくれというのは、どうなんだろうなあと思う。

 

そうはいってもなあ、

鹿児島県までの往復交通費を出すのもキツイとかあるかもしれない。

「宅急便で送ってくれ!」と言った電話の向こうでは、涙しているかもしれないですしね。