認知症サポーター養成講座を受講したのは確か2年ほど前です。
今回、初めて交流会に参加しました。
議題は、来月に開催される「認知症カフェ」で行うイベントについて。
赤羽高齢者あんしんセンターの方がおっしゃっていた認知症カフェ開催の趣旨は次の二つです。
・認知症のご家族と触れ合う機会を持つことによって、デイサービスやデイホームといったより開かれた社会に出て行くキッカケとなること。
・認知症サポーターに活動の機会を与えること。
地域ケア政策ネットワークの認知症サポーターは、現在では500万人を超えています。
おそらく、そのほとんどのサポーターが養成講座を受けてそれっきりになっているのだと思います。
先日受講した公益社団法人ヒルフェの成年後見基礎講習で登壇された司法書士高橋弘先生のお話しにあったように、
適性のある方に
適性のある分野で携わってくれればいい
これは、後見人の職務についておっしゃっていたことなのですが、認知症の方を地域で支えるといった趣旨を実現する場合にも通じる考え方だと思います。
初回の認知症カフェのイベントは、唄や体操だったりするのですが、それって私、教えること出来ません。
相続や遺言について注意すべきことをお話しすることは出来ますが、お手玉や折り紙などは全くの門外漢です。
体操の専門の先生に講師として参画してもらうにしても、来場された参加者と一緒になって活動をしてくれる認知症サポーターの方々の協力がないと盛り上がりに欠けることが十分に想像できます。
その意味では、認知症の方にも喜ばれるし、サポーターとしても達成感のようなものが得られるはず。
認知症サポーターの数をただ増やすだけでなく、現実に認知症の方をサポートしたことのある文字通りの「認知症サポーター」が増えることが理想なんだと思います。
認知症カフェに先立って開催されるのは「赤羽よりどこ ララ・ら・かふぇ」
赤羽駅から歩いて五分もかからないところにありますので、お近くの方はぜひ来場してもらえるときっと楽しいことがたくさんあるかもです。