SNSつながりで知りました。
最初は、WEB版を見ていたんですが、”やっぱり紙の本が欲しい”
そう思って2冊購入したのが、よしはらかおりさんの『ながくくらいトンネル』です。
トンネルって、まあまあたいてい、長くって暗い。
出たときに、パッと明るくなる感じや、だんだん明るくなってきてもうすぐ出口が近いかも、なんていうワクワク感。
でも、これって100%出口があるって知っているからそう思うんですわ。
自動車のトンネル、電車のトンネル
入ったら入りっぱなしってことは絶対にないし、僕らはいつか出るって知っています。
100メートル先なのか、3分先なのか、とにかく走ってれば出るっていうのは知っているわけですよ。
だから、安心だし、その先に待ち構えているワクワク感も楽しむことができる。
でもね。
人生のトンネルだけは違う。
一旦入ったトンネルは誰もが抜けるわけでもないし、抜けようとさえ思わない人もいるし、そもそもトンネルの中にいる自覚さえ持っていない人も多い。
この「ながくくらいトンネル」、いいなあと思ったのは、入り口にロウソクを置くんですよ。
自分、トンネルから出られた!、ラッキー!、で終わるんじゃなくって、次の人が出やすいように目印として灯りをつけといてくれるんです。
人の数だけトンネルがあって、人によっては二個も三個もトンネルを持っているかもしれないけれど、もしも先に一抜けした人はやっぱりね、最後にロウソク置いてからトンネルの世界にサヨナラしたほうがいいと思うんですよね。
で、ようするに、トンネルって何?
なんだか、このブログ何言っているんだかわかんない
っていう方は、ぜひご自身で購入してページをめくってみてください。
そこには、あなただけのトンネルが見えてきて、こう感じると思いますよ、きっと。
そうそう、私にも「トンネル」、確かにあったわ。
って。
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