本屋さんで立ち読みしてすぐにレジに持っていった本。
私にしては、ちょっと珍しい。
のですが、読んですぐに、これは買わないとダメなやつだ!と思いました。
タイトル!
「トイレには走って行け」ってちょっとなんだろう?と思いますよね。
なので、最初にそこが書かれている章を探して読みました。
面白い!
基本、ビジネス書なのですが、ビジネスマンじゃなくても勉強になる。
忙しい忙しい、世間の人はみな忙しい。
「忙しい、忙しい」と言っている社長の会社に行って、社員100人に「忙しいですか?」と聞けば、全員が「忙しい」と答えるだろう。
しかし、トイレに走って行っている人は一人もいない。
全員歩いて行っている。
本当に忙しいなら、トイレの時間も惜しんで走るのではないか。
だから「忙しい」とはごまかしである。
トイレに走ったところで、2,3秒しか時間短縮できないという人もいるだろう。
確かに、2、3秒しか短縮できないが、たった2,3秒を短縮するためにトイレに走った人が自分の机に戻って怠けるはずがない。
忙しい忙しい、と言っている人に限って、「本当に忙しい??」と首をかしげることも多い。
やらないことの言い訳NO.1は、いつの時代も「忙しい」から。
前書き部分も、ホントいいですよ!
仕事とは、『期待値<結果』に他ならない。
まず最初に誰の期待を越えるべきかと言うと、自分自身への期待である。
仕事に対する姿勢は常に自分自身えの期待値を高く設定しそれを乗り越える姿勢である。
仕事とは、『期待値<結果』に他ならない。
これは常に意識して仕事をしています。
自分自身への期待など持たずに仕事をしている人もたくさんいるでしょう、といいますか事実これまでにたくさんそういった人を目の当たりにしてきた。
この人、何のために仕事してるんだろう?
昼寝するため?
ご飯たべるため?
一見、同じ仕事の結果としても、自分自身への期待値を越えるべく仕事をした結果と、そうでないものとは実はまったく違っている。
私たち専門職の世界でも、依頼者様にはバレることはなくても、同業者から見ると明らかにやっつけ仕事の人もいる、残念ですが。
啓蒙書という感じではなく、実践書ですね。
オススメです。
行政書士阿部総合事務所
行政書士阿部隆昭