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ショーンK 『成功前夜』~21の起業ストーリー~|行政書士阿部総合事務所

April 3, 2016
約 6 分

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あの!、ショーンKさんの『成功前夜』をついに手に入れた!

図書館でリクエストすること一週間!

※意外にリクエストが少ない。。

※買ってはいない。。。

 

まずなんといっても、もう経歴なんで嘘でもどうでもいいと思えるほどのカッコよさ。

週刊誌を読んでいないので分かりませんが、どこまでホントなんや?!と思えるほどのプロフィール。

すごい!

 

成功者たちは、その発想や行動の原点とも言える何らかの「きっかけ」を持っている。

この本が、あなたを成功へと誘うきっかけになれればと思う。

そして、あなたにとっての成功とは何なのか、その崇高にして重要な命題について思考する一助となることを願ってやまない。

 

とても、素晴らしい前書き。

この『成功前夜』

ジャパネットたかたの高田社長

トレンダーズの経沢香保子社長

ピーチ・ジョンの野口美佳社長

など、成功した方々のインタビュー本です。

 

ショーンKさんの執筆なる部分はそれぞれの社長のインタビュー前の意気込み?と、インタビュー後の感想のみ。

例えば、ジャパネットたかたの高田社長の場合、

今では、長崎県佐世保市に、本社ビルのほか、コールセンター、物流センターをはじめ、専用のTVスタジオも設置して、自前主義を通しているという。あくまで地元にこだわる、高田氏の成功哲学とは何だろうか?

ここはショーンKさん

 

高田社長は、佐世保という街が好きで、好きな仲間に囲まれてビジネスが出来ることがいいと思ってビジネスをしている。

地方でもこうしてビジネスが出来ることを子どもたちが見て夢を持ってもらう。

雇用の面でも貢献し、企業の役割、社会貢献という意味でも「地方の企業は地方発」という形が望ましいと。

更に、自前主義でビジネスを展開しているのは、お客さまに対する企業責任という意味もあると。

インタビューページは7ページほどしかなく、ホントはもっともっとたくさん素晴らしいエピソードがあるのではないか?と思ってしまうけど、これはこれでいい。

 

で、まとめでショーンKさんのターン

ちょっと難しいこと言ってますよ。

今日、株主主権の米国型”効率至上”経営モデル礼賛の中、日本型経営モデル(会社主義)のアイデンティティーは危機にさらされている。

経営とは何か、効率とは何か。

そもそも「効率」とは、いかにして「ゴール」まで最短距離、最短時間、最小エネルギー(コスト)で到達するかの指標である。

しかし、ゴールそのものが想定されない、あるいはゴールがプロセルの中に偏在すると考えた場合、「効率」という考え方そのものが意味を持たなくなる。

経営とは「効率」ではなく、揺るぎない確かな存続と発展の「継続」なのである、と高田氏は示唆していたように思う。

 

基本的には今を大事にするという生き方をしています。

とか、

外部環境の変化に悩むよりも、自分は何をしたらいいかを考えること、自分に返してみること、そして何よりも日々精進して、今という時間を大事に、100%、200%努力すること。

これが未来を変えていくのではないでしょうか。

といったような素晴らしすぎることを高田社長はおっしゃっているのですが、「経営とは「効率」ではなく、揺るぎない確かな存続と発展の「継続」なのである」というのはどういう意味なのだろう。

 

経営とは、効率ではない、←これは分かる。

まあ、そうでしょう。

 

揺るぎない確かな存続と発展の「継続」って何だろう??

効率重視ではなく、確実な成長を続けること、そういうことなのかしら。

 

徒に難しい言葉を使って自らの存在価値を上げるパターン?

 

同じ趣旨の成功本ってたくさんあるけれど、この『成功前夜』は薄いです、内容が。

でも、これってショーンKさんが原因ではないと思う。

それぞれの企業家はとっても魅力的な方々なのだから21名を一冊にまとめたら薄くつまらない中途半端な内容になるのは仕方ない。

つまらない本だけど、これショーンKさんのせいじゃない。

 

今だからショーンKさん著作を読みたいという私のような方、

企業家の成功哲学に触れたいと思っている方、

どの目的でも『成功前夜』は読まなくてもいいと思う。

 

行政書士阿部総合事務所

行政書士阿部隆昭