法律や制度の改正の影響を受ける専門書などはを中古で買うことはほぼありません。
しかし、好きな小説家の文庫本など、その文章を読みたいときには何も新品で買う必要はないと思っています。
「可」か「良い」、「非常に良い」
Amazonで古本を買うときによく見かけるのはこの三つの分類
「可」と表記されている本を期待せずに買ったのに、思いの外キレイなものが届いてビックリ!
という経験ありませんか?
私、何度もあります。
村上春樹の短編を何か読みたいと思って、目をつけたのが『東京奇譚集』
1円、といっても送料が257円なので、258円ですね。
「可」でも、「良い」でもなんでもいいのですが、書き込みがないものが欲しい。
表紙も帯もなくていいし、日焼けも小口のちょっとのよごれも問題なし。
文章に関係ないから。
でも、書き込みがあるとうまく入っていけない。
だから書き込みなしが欲しいと思って探しているとですね。
結論からいうと、
Amazon古本で「書き込みなし」が欲しいときは、「非常に良い」を選ばないとダメ。
でも、Amazon古本で「非常に良い」を買うんだったら、普通に新品を買ったほうがまし。
送料を考えたらときに新品以上の価格になってしまうこともあります。
正確にはAmazonマーケットプレイスコンディションガイドラインというそうです。
Amazonマーケットプレイス コンディション・ガイドライン
以下は、本のコンディションガイドラインの転載ですが、私的に気になるのは赤字の部分です。
「可」
古びており、コワレがあるなど、かなり難のある状態の商品、製本状態にない商品もしくは製本されていない商品。ページに欠損はなく(カバーがない場合も可)、書き込み、線引きなどがあっても、その書き込みによってテキストが読めないほどではない商品。本の状態はコメント欄に詳しく記入してください。
テキストが読めないほどではない、ということなので、「可」を選ぶ限りは、よほどの状態の本が到着してもまあ文句は言えないわけです。
「良い」
古びており、軽度の難がある状態の商品。ページに多少の書き込みや線引きがある商品。蔵書印が付いている商品。本の状態はコメント欄に詳しく記入してください。
「良い」でも、書き込みの可能性は排除できません。
鉛筆だったら消せばいい、と思うかもしれませんが、前に読んだ人の感覚が残っているのってなんとなく嫌なんですよね。
だったら、新品買えば?っていう話ですが、子供の頃から多読ですし、一回読んだだけでいいものはすぐに捨ててしまうのでもったいないし。
「非常に良い」
古びてはいるが、特に難はない状態の商品。書き込みや線引きがない商品。 カバーやページに傷みなどがある場合はコメント欄に詳しく記入してください。
書き込みが「ない」と言っているのは、「非常に良い」からですね。
ちなみに、Amazonには、「新品」と「非常に良い」の間にもう一つのランクがあります。
「ほぼ新品」
ほとんど読まれた形跡がない完全な状態の商品。書き込みや折り目などがカバー、ページに一切ない状態。ギフトにも適している商品。