おはようございます。
もうすぐ今年も終わり、というには未だ微妙に早いという時期になってきました。
年賀状作りのラストスパートといった方も多いでしょう。
この時期だからこそ、やっておきたいことがあります。
それは、親に届いた年賀状を整理しておくこと。
なぜそんなことをするかというと、親に万が一のことがあったときに慌てないためです。
本当は、届いた年賀状の差出人をリスト化しておくのが最も良いのですが、なかなかそこまで手が回らないと思います。
年賀状がどこにあるかだけでも知っていたり、年度ごとに輪ゴムでまとまっていたり。
これだけでも葬儀の準備のときにかなり楽になります。
事実、私のときがそうでした。
突然ではないにしろ、亡くなった時の事前準備などは特段していませんでした。
もちろん、葬儀に誰を呼ぶかなども。
さて、誰に通知を出したら良いものかと思った時に、活躍してくれたのが過去分の年賀状の束です。
昔、届いていた人でも最近は年賀状が来てないな、っていう人は参列者リストの優先順位から落としていったり。
言葉の端々で名前だけは知っていた遠い親戚の正確な住所がわかったり。
年賀状の束がなかったらどうしていただろと思うと、ものすごい手間が掛かりそうです。
住所氏名を知っている親戚から芋づる式に伝え聞くしかない。
そんなことをしていると告別式に間に合うかどうかも怪しい。
年賀状には、ホントに助けられました。
もうすぐ親が死んでしまうかもしれないなんて特殊な事情に有る方以外は、なかなかすぐにイメージしづらいかもしれません。
遠い現実のように時に思われるかもしれませんが、実は足元まで近づいていることもあります。
考えたくないという気持ちもあって、”まだまだ先のことでしょ” なんて思っていると、
”えっ、もう、そうなの” という事になるんです。
”昔の年賀状なんてタダのゴミ”、だなんて思って捨てないほうがいいですよ。
こういったカタチで役に立つかもしれませんので。
そうそう、お正月に実家に帰る人は、それとなく実家の年賀状の整理とかしてみるとかもいいかもしれません。