書店などで売っている遺言書キット。
今、ブームなんでしょうか。
いろいろな出版社さんから発売されています。
ホントに自分だけで完成出来るんだろうか?
最も大切なこと。
遺言書が効力を持ってくるのは自分が死んだときだということ。
つまり、キットを見ながら書いた遺言書が有効なものとして生きるのか、無効なものとして意思をも葬り去られるのか、自分では分からない。
これって、相当に怖い。
発見した遺言書を遺族が見ていてですよ。
意図が分かりづらい記載があったとします。
天国から降りてきて、「ここはこういう意味なんだよ」って言うわけにいかないじゃないですか。
となると、せっかく遺言書を作っても全く意味がないことになります。
遺言書作成に要した時間が無駄になるぐらいだったら全然影響ないですが、最終意思まで意味がなくなってしまうのは悲しいですよね。
そういったリスクを理解したうえで一人で遺言書を作らならいいのですが。