補助金と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

相続のとき、戸籍謄本はとりあえずココだけちゃんと見て!|行政書士阿部総合事務所

July 2, 2015
約 4 分

サービス概要

補助金申請サポート

新事業進出補助金・ものづくり補助金・小規模事業者持続化補助金など、 すでに使いたい補助金の候補がある企業向けの有料支援実務サポートです。
事業計画のブラッシュアップから申請書作成、電子申請、採択後の実績報告まで、 行政書士がワンストップで伴走します。

補助金ドクター
powered by LDAM

「補助金ドクター」は、行政書士阿部隆昭が開発した LDAM(LinkDrive by Abe Method)診断エンジンを用いて、 御社の業種・従業員数・所在地から、 今使える可能性の高い補助金と今後の経営改善のヒントを コンパクトに整理するオンライン診断サービスです。

創業・起業支援、セミナー講師

事業計画書策定、創業融資、助成金、会社設立、許認可取得までトータル支援。商工会・自治体などの講師実績も豊富です。

ビザ・在留資格手続き

経営管理・技人国・特定技能など、企業向けの在留資格について、採用前の「どのビザが使えるか」という段階から許可取得まで一気通貫でサポートするサービスです。業務内容のヒアリングを通じて会社の実態に合った申請書を設計し、更新・変更手続きや在留カード取得後の相談にも継続して対応します。

 

自分の戸籍謄本って見たことがありますか?

若い世代の方に聞くと、「見たことはありますよ」って答える方は稀です。

そうは、見ないですよね、自分の戸籍って。

 

運転免許証や保険証、パスポートなどの公的な身分証明書以外で、住民票の提出を求められることがあります。

賃貸のお部屋借りるときにも、”本籍地入りの住民票出して下さい”って言われたり。

 

あとは、結婚された経験がある方なら、入籍後の戸籍は取るでしょうから、それで初めて戸籍を見たという方も多いでしょう。

自分の戸籍ですらそういった事情なのですから、親やおじいちゃん世代の戸籍などは全く見たことがないというのも普通のこと。

 

私も母親が亡くなった時に初めて親の戸籍を見ました。

 

もちろん、仕事では日常的にかなり昔まで遡った戸籍を取得することが多いですね。

 

誰がが亡くなった時に、まず最初にすること、なんだと思いますか?

 

法定相続人の確定です。

 

「法定」っていうところがポイントですよ。

「法」律で「定」まった相続人は誰何ですか?

っていうことを決めることが必要なんです。

 

で、どうやって決めるかというとですね。

 

戸籍の記載で法定相続人が確定する

 

これが、日本の相続のルールです。

国のルールなので、これは絶対です。

終末期に親身になって介護したから、”あなたが相続人”、といったように、誰かの意思が介在するものではないんです。

すべて、戸籍簿という紙から判断される人との関係で法定相続人は決められます。

(※戸籍簿に記載されていても、事後的に「相続放棄」などがされていて法定相続人から脱落するケースなどもあります。)

 

 

さて、相続のときに、戸籍謄本を見る場合。

 

親と子との関係だけを見る。

 

もちろん、他にも見るべきところはあるんですよ。

ですが、相続の時は、親と子との関係を真っ先に見るのが基本中の基本なんです。

戸籍謄本を「読む」のに慣れていない専門家の方でも、この基本が分かっていない人って意外にいるんです。

 

でも、この基本がわかると、戸籍謄本という紙から人間関係が浮かび上がって見えるようになるんです。

私たちはよく相続関係説明図というものを作成します。

いわゆる家系図ですね。

日常的に戸籍を「読ん」でいると、家系図は紙にかかなくても、頭の中に描けるようになります。

それも、全ての基本は、この親と子の関係を把握することから始まります。

 

この親の子どもは、誰なのか?

この子どもの親は、誰なのか?

 

相続のときに戸籍を見るときがあったとしたら、この基本ポイントを思い出してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行政書士阿部隆昭

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。