前回、コンプライアンス研修に登壇したのが今年の7月。
早いですね、もう随分と前のような気がします。
来月12月、ある団体が主催するコンプライアンス・ハラスメント研修に登壇することになりました。
テーマの性質上、クローズドのイベントになると思われますが、今回は個人情報保護についてもテーマの一部に加わるようです。
私、行政書士阿部隆昭は研修講師として専門的に活動している訳ではありませんが、セミナーを多く経験しているので研修形式のセミナーも実は得意です。
先週の創業塾でも当初はセミナー形式を予定していましたが、最終回はワークを交えて研修形式で参加者の習熟度を高める工夫をしました。
研修講師としてコミュニケーションスキルを向上させ、コンプライアンス感覚を養うサポートをしたり、ハラスメント防止を目論むことはよく行われているようです。
ですが、私は、研修講師ではありませんので、あくまで専門職として研修に登壇します。
個人情報保護規程やコンプライアンス規程を作成する専門職として、もちろんその導入に関してもクライアントからアドバイスを求められることも多いのです。その際に、企業の実情もお伺いするので事例も多く持っています。
考えてみると、研修講師ではなく、専門職としてコンプライアンスやハラスメントのテーマを活き活きと人前で話せる人はあまりいないのかも知れませんね。
レジュメやテキストの記述を黙々と読み上げたり、改正法について説明することはできる専門職は普通にいると思います。
しかし、参加者の様子を確認しながらその場で研修内容をアレンジしたり、インタラクティブな場を構成するのは訓練が必要。
セミナー講師を続けてきてよかった。
そう思うことが最近多いです。
解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭