弔辞のことで調べものをしておりまして。
「Never まとめ」の困った時に!弔辞の文例まとめ【孫編】をぼんやりと眺めていました。
普段まとめサイトなどを見ることがないので、”ふんふん”、”なるほどいろいろあるんだね”なんて思っていたら、それぞれの記事の下のほうに薄っすらと書いてある。
「出典 ◯◯、ヤフー知恵袋」
リンク先のヤフー知恵袋に飛んでみると、ヤフー知恵袋で質問した投稿と同じ文章が並んでいて、そうか!ヤフー知恵袋の質問者の方の弔辞の文章を「文例まとめ」と称して掲載しているのかと。
出典が明記されているし、問題がないのかもしれないけれど、NAVERまとめに書いてあるのは完成した弔辞の文例ではなくて、ヤフー知恵袋で添削を受ける前の文例になっているということは誤解を招くんじゃないのかな。
そもそも、弔辞に決まった形式なんてないし、それぞれの状況に合わせて修正するのが前提なのでどうでもいいのかもしれませんが。
私もビジネス文書作成の一つの類型として、「社長の弔辞」の作成を承っています。
以前、ご依頼頂いた際は葬儀告別式の前日のご依頼だったために、練習の時間も考慮して最短3時間程度で納品させて頂きました。
ブログだけではなく、長年WEBライティングの仕事もしておりましたし、法律の勉強をしておりますので、いくつもの文章のブロックを適切な順番に並べ替え、もっとも意図が伝わるように再構成するのが得意。
と、書きましたが実は文章が得意な方はフツーに頭の中で高速にこなしていることです。
急な弔辞の依頼に困り果て、書店で『弔辞の書き方』を買ってきたり、インターネットで調べたりしても結局満足のいくものに仕上げることが出来ず、参列者のあくびを誘うような紋切り型の文章に終始してしまうのはワケがあります。
「弔辞の書き方」を読んでも、「弔辞の文例」を調べても書けないのは、何が適切な表現で、どの順番で並べ替えたらいいかが分からないから。
残念ですが、これは本を読んでもネットで調べても明日すぐに出来るようになるわけではないです。
最速で最高のものに仕上げるにはトレーニングが必要です。
しかし、普通の方はそういったトレーニングなんてしていません。当然です。
弔辞って長い葬儀の時間のたったの二分間。
ですが、ご遺族や参列者にとっては故人を偲ぶ大切な大切な二分間。
全員の胸を打つ素晴らしい弔辞を読んだときの反応は、
「今読んだのどこの会社の人?」
「いい弔辞だったね、さすが◯◯の社長さんだね」
となりますよね、皆さんにも経験があると思います。
当事務所では社内規程などのビジネス文書作成サービスの一つとして「社長の弔辞」も作成代行しています。
取引先からの急な弔辞の依頼で困っている、という社長様、社長の右腕様に喜ばれているサービスです。
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