創業塾などの講師仕事をしていると、商品やサービスをマーケティング目線で見てしまうのが癖になってしまいます。
スーパーの野菜コーナーで販売している「菜の花」
「春の彩りを食卓にお届けできればと思っております。」
という文言ですが、
「春の彩りを食卓にお届けします!」
のほうが、この商品を手に取ってカゴに入れようかどうしようかと思っている方には伝わるのになあ、と思いました。
ですが、
「春の彩りを食卓にお届けできればと思っております。」
を選んだのにはそれなりの理由があると考えつつ。
もしかしたら、上の文章とレイアウト的に同じ長さで合わせる、ということに重きを置いたかもしれません。
もちろん、「均等割」しているので同じ文字数ではないのですが、「春の彩りを食卓にお届けします!」よりは文字の長さとしては同じ感じに収まりそうです。
さらに、「春の彩りを食卓にお届けできればと思っております。」は、生産者として丁寧な気持ちといったものも伝えられそうです。
「これが正しい」といったものがないだけに、悩ましいといいますか面白いといいますか。
次回、創業塾のマーケティングの中でのテーマとしても考えてみたいと思います。
行政書士阿部隆昭