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「A型看板」で入店前の顧客の不安をつぶしまくる|行政書士阿部総合事務所

February 9, 2025
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約 3 分

いい看板だなあと思ったときは、記録として写真に残すようにしています。

「いい看板」というのは、看板のレイアウト、色づかい、記載内容だったり様々。

今回の看板は、支援先近くで見つけた中国料理屋さん。

食べてみたくなる、またここなら健康に良さそうと感じてもらえるキーフレーズが散りばめられていますね。

❶「スープを飲み干せるぐらい、健康的なスープがある」

私自身はほぼラーメンは食べないのですが、塩分摂取過多になりそうなのでスープは残そう、っていう感覚ってありますよね。

そこにフォーカスているわけです。

飲み干しても大丈夫なんです。なぜなら健康的な工夫がなさているから。

直感で抱く「感覚」に答えを出しています。

そして、

2「伝説の坦々麺が蘇りました。日本一有名な裏メニュー」

もちろんポイントはこの「裏」ですよね。

日本一有名なメニューなら、それは伝説にもなるよねって思うのですが、この場合は「裏」なので、まずここで”フック”にかかる。

フォントの大きな文字の二つが感情を刺激したところで、さらに

③「胡麻の抗酸化作用。アンチエイジング効果。」

④「くるみの効能。健康維持・増進効果」

⑤「完食できる喜び。スープを飲み干せる塩分量」

の三つが畳み掛けてきます。

❶で「健康的なスープ」が、撒かれているので、③と④はすんなり入ってきますよね。

❷「スープを飲み干せる」は、⑤と関連しています。

⑤で私たちは気づかなかったけれども、こう思い出すわけです。

”あ、そうだよなあ。完食したいと思っていても、塩分が気になるからいつも残していたんだよなあ。塩分さえ気にならなければ完食してみたい。”

看板一つで、顧客の不安や期待や潜在的欲望を解消なり顕在化している。

お店のスタッフが説明しているのではなく、顧客が勝手に読んで勝手に解釈してくれるのでお店のリソースも最小化できる。

「A型看板」は活用次第では、新規顧客獲得などにも効果を発揮するツールになります。

行政書士阿部隆昭

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この「A型看板」も「小規模事業者持続化補助金」の対象経費となりますので、購入資金を補助されます。

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。