なぜ“無料なのに”登録されないのか?
LINE登録の心理的ハードルと、その越え方

1. はじめに:無料なのに、なぜ登録されないのか?
あなたも一度はこう思ったことがあるかもしれません。
「無料なのに、なぜ登録してくれないんだろう?」
例えば、LINE公式アカウント。情報を届ける手段としてはとても便利なツールですし、登録する側に金銭的負担はありません。にもかかわらず、「登録率が伸びない」「途中で離脱される」といった悩みは多くの事業者に共通する課題です。
実はそこには、見落としがちな“心理的なハードル”が潜んでいると考えています。
なぜ人は「無料のはずの登録ボタン」を押さないのか?という問いを掘り下げながら、そのハードルを超える方法についてお伝えします。
2. 受け取りやすさの本質:「ポケットティッシュ」と「LINE」の違い
街角で配られているティッシュや試供品、あるいは「もう一個おまけ!」のキャンペーン。こうした“無料のモノ”は、わりと気軽に受け取られます。なぜでしょう?
それは「受け取ることが、関係性の始まりではない」からです。
無料でも、LINE登録やメルマガ登録のような“情報登録系のオファー”になると、突然ハードルが上がります。なぜなら、それは「情報を引き換えに、自分の何か(名前・メールアドレス・LINE IDなど)を差し出す行為」だからです。
つまり、心理的には「無料ではない」のです。
3. 無意識の拒否反応を読み解く3つの心理的ブレーキ
LINE登録を阻む主な要因には、次の3つの心理的ブレーキが存在しています:
1. 関係の始まりへの抵抗感
→ 「登録=今後も何かある」ような関係の始まりを感じてしまう。
2. 損を回避したい本能(プロスペクト理論)
→ 得られるものより、「損するかもしれない」不安が勝る。
3. 情報を渡す=コントロールを失うという不安
→ 自分のLINEに知らない誰かがアクセスできる、という構図への不安。
これらは口にされることが少なく、表面には出にくいですが、確実に影響を及ぼしています。
4. 「友だち」という言葉が意外とハードルを上げている件
LINEでは「友だち追加」という仕組みがありますが、これも実は心理的なハードルを上げる一因です。
たとえば、企業や専門家に対して「友だちになる」と言われると、
- 断りづらくなりそう
- こちらも反応しないといけないのでは?
- 一度つながったら、切りにくそう
という“人間関係的な重み”を連想させてしまうのです。
だからこそ、登録前に「読み専でOK」「返信不要」「いつでも解除可」といった“軽やかさ”を伝えておくことが重要です。
5. LINE活用は“全員に刺さる”戦略ではない
事業規模や職種によって、LINEの有効性は異なります。
たとえば:
- 小規模事業者(特に職人・地域密着型)はLINE活用と親和性が高い
- 中堅企業では、実務担当者(総務・経理)が情報収集役としてLINE登録を行うケースも
- 大企業や経営層には、別導線(メール、Web資料請求など)が効果的
つまり、「誰に向けた導線なのか」を明確にし、その人たちの“使い慣れたツール”に合わせることが大切なのです。
6. では、どのような導線なら登録されるのか?
ここまでの話をふまえて、登録率が高くなる導線設計のポイントをまとめてみましょう。
✅ 1. 「登録のメリット」が直感的にわかる
→ 例:「3分でわかる補助金ガイドPDFがすぐ手に入る」
✅ 2. 「関係が始まる不安」を事前に解消
→ 例:「返信不要・読むだけOK」「いつでも解除可能」
✅ 3. 「届ける価値」が見える形で提示されている
→ 例:「毎月1回、採択率が変わる補助金情報を先出し配信」
7. 行政書士阿部総合事務所が大切にしているLINE活用の設計思想
弊所自身、士業として経営支援や補助金サポートを行う中で、LINEをただの「登録させるツール」としてではなく、
📩「つながらずには得られない価値を、心地よく受け取ってもらうための入り口」
として捉えています。
ですので、弊所のLINEでは:
- 営業メッセージは最小限
- 読むだけでも価値がある補助金・経営ヒントを厳選配信
- PDFテンプレートや診断チェックシートなど“すぐに使える”ものを提供
といった設計を徹底しています。
「登録して良かった」ではなく、
「登録しておかないと、もったいない」
と思ってもらえるように。
8. 最後に:【経営判断に、もうひとつの“情報チャンネル”を】
補助金、制度活用、経営資源の再設計──
今、経営者が使える支援策は日々変化しています。
「その情報、知っていれば判断が変わったかもしれない」
そう思う前に、情報を“受け取れる仕組み”を持ちませんか?
私たち〈LDAM行政書士阿部総合事務所〉では、
補助金申請支援や創業サポートの現場で得た最新の制度・事例・成功パターンを、経営者の意思決定に役立つ視点でLINEにてお届けしています。
✅ このLINEでは…
- 補助金公募の“読み解き”解説(単なる告知ではなく「どう動くか」)
- 採択された事業計画書の視点と共通点
- LINE登録者限定のテンプレート・動画講座・無料特典案内
- 現場で寄せられる「経営者のリアルな疑問」へのヒントも発信
▶ 登録はこちら(1分で完了)


“友達”ではなく、“経営に向き合う御社の情報パートナー”として。
必要なとき、最小の時間で最大の判断材料を受け取るために。
LINE公式へのご登録をお勧めいたします。
御社のビジネスが、次のステージに進むきっかけになりますように。
行政書士阿部総合事務所、行政書士阿部隆昭