アサヒドライゼロ、キリンオールフリーのどちらかは流石にあるだろうと思って入ったお客さんに、まずは手に取ってもらうことが必要。
缶そのものの肌触りは、”ザラ感”があって、えっ?!って思う。
このノンアルコールビールを手に取る理由はなんだろう。
真っ白ボディ、清潔感があっていい。
麦芽100%、ビールテイストがしっかりあることを予想させる。
龍馬、なんとなくカッコいい
プリン体ゼロ・添加物ゼロ、個人的には惹かれないが、ピンと来る方も多いかな。
初手で体感してもらうためには、どこで消費者をフックにかけるかが大切。
個人的に気になってドライゼロにしようかなと思った点は二つ。
ゼロカロリーではないこと。
糖質ゼロではないこと。
ドライゼロ、オールフリー、共にこれはクリアしている。
それでもなお、龍馬ビールを手に取ったのは目新しさと上記気がかりを天秤に掛けて、目新しさが勝ったから。
たかが、ノンアルコールビールの話と思われるかもしれませんが、消費者の行動を分解してみると様々な思い、行動が存在することが分かります。
商品やサービスを売っている事業者はどれもおおよそ同じ。
BtoB100%などの業界ではない限り。
自社が提供している商品やサービスのどの部分でフックをかけるかが販売のポイントになる。
ということはこの点を意識していない限り、消費者には何も訴えかけるものがない凡庸としてプロモーションになってしまう。
さらに注意したいのは、消費者無視のフックの掛け方。
企業側が考える商品・サービスの強みについては、消費者からすると、”それはどうでもいいんだけどね”ということにママなる。
この視点は、補助金作成でも大切になるので、次回の行政書士あべせんせーチャンネルで解説してみたいと思っています。
行政書士阿部隆昭
体重マネジメントをしているので、どうしてもカロリーにはアンテナが立ってしまうけれど、次もお店で見かけたときは手に取るかもしれない。