有名になる今のうちからカメラマンとしてのアナタの権利を守るための契約書を準備することが大切。
請け負った撮影の内容を書面で明らかにしてますか?
ざっくり金額と撮影枚数だけを打ち合わせて仕事をしていませんか?
友人や知り合いからの依頼だからなあなあで済ませていませんか?
あなたが撮影した写真は、あなたの著作物。
著作物としてのあなたの写真と引き換えにお金をもらうわけですが、写真を使うだけの権利を与えるのですか?、それとも写真の著作権ごと渡してしまうのですか?
有名カメラマンであれば自身の著作物の権利保護に万全を期しています。
撮影枚数は?
納品の方式は?
著作権は?
後日の紛争にならないように疑問点を全て明確にする書面を残しておく必要があります。
何もこの点は、有名だからとか無名だからとかは関係ありません。
自分の権利を守るためには将来有名カメラマンになる今からでも絶対に必要なことなのです。
といいますか、むしろ個人でお金をいただくときには委任を受けた内容は書面にしておいてください。
口約束を書面にしようとすると、友人、知人、取引先から、こう言われることがあります。
なんだよ、お前細かいこと言うなよ、オレとオマエの仲じゃないか!
オレとオマエの仲だからテキトーにしてもよいというのではなく、大切にしたいオレとオマエの仲だからこそ、細かいことでトラブルにならないように気を配るわけなんですよね。
解決支援コンサルタント 行政書士阿部隆昭