行政書士さんって何をしているの?
とか、
行政書士さんって人によってやっていること全然違うよね
と言われることもあります。
傍からみると行政書士という職業は謎が多いのでしょうね。
「士業」とされる職業で一般の方に認知されているのは、弁護士と税理士ぐらいではないでしょうか。
弁護士は裁判をやる人で、税理士は確定申告をする人、といったザックリとした理解ではありますが。
行政書士と司法書士を取り違えて呼ばれるケースも本当に多いですね。
お客さまにとっては、士業の呼び名の違いなどはどちらでも構いませんし。
さて、行政書士は何をしているのか-何が出来るのか-といいますと。
東京都行政書士会のWEBサイトが分かりやすいのでリンクしておきますね。
建設業許可申請に代表される許認可申請業務
在留資格認定証明書申請などの入国管理局への申請取次業務
遺言書作成や相続の際に遺産分割協議書作成などの事実証明に関する書類作成
業務委託契約書、売買契約書、賃貸借契約書等の契約書作成に関する業務
以上が一般的な行政書士の業務です。
さて士業はサービス業です。
当然ですね。
サービス業であるからには、何がしかのサービスを提供して、その対価としてお客さまから対価を頂いています。
私が商品として提供するサービスは、いわゆる「心理価値」を与えることに重きをおいています。
インターネット上には、
スピーディー
正確
安い
といった、とても分かりやすい価値を提供している士業やコンサルタントの先生方が多くみられます。
割りとアバウトなWEBコンサルが士業のWEBサイトをコンサルティングをする場合、これらの「機能価値」や「付加価値」を表に出したがります。
簡単ですからね。
お客さまの心理的な満足度である心理価値に比べて、機能価値や付加価値を打ち出すのはとても簡単です。
例えば。。。
とサンプルサイトのリンクを貼りたいと思いますが、さすがに支障があるのでやめておきます。
機能価値や付加価値なんてものはいつしか当たり前の出来事になってしまう。
正確な時を刻むデジタル時計
といったように、機能価値をアピールしたところで、デジタル時計なのだから正確な時を刻むのは当然。
むしろこれが出来ないのならサービスを提供してはダメなレベル。
このようにモノだととてもわかり易いのですが、サービス業だとこの当たり前感がまだまだ浸透していない。
行政書士本職なのだから、早くて正確という機能価値を持っているのは当然で、「安い」というだけの付加価値を提供されても、与える価値はそれだけ?と思ってしまう。
「機能価値」や「付加価値」は誰にも提供できること。
「心理価値」は、その人だけに提供できること。
と考えるとわかり易いかもしれない。
あなたがこれから依頼するかもしれない、行政書士やコンサルタントなどの専門職は、「安い」とか「早い」という価値だけを提供してくれたのだろうか?
それとも、お客さまであるあなたの心理に深く影響するような価値を与えてくれたのだろうか?
あの先生にお願いしなかったら、今でも不安に苛まされる日々を送っていたかもしれない。
金額は高かった、時間も少しかかった。けれどもそれは他の先生よりも時間を掛けて深いレベルまで検討してくれたおかげ。だからこそ安心感に包まれた現在の生活がある。
そう思って頂けるような仕事をしていきたいと思っている。
行政書士阿部総合事務所
行政書士阿部隆昭