先週の土曜日に地域の小学校で行われた法教育の出前授業のお手伝いに参加してきました。
他支部からも先生方がたくさん見学に来られていたりして、行政書士会でも注目されていることを実感します。
まず、ホントにすごいなと思ったのが。
行政書士がする法教育を小学校の「道徳」のカリキュラムに組込むんだこと。
ここまで来るには関係者の大変な労力があったのが慮られます。
授業の前半で行政書士が講義、その後に生徒をグループ分けしてワークをします。後半で生徒たちに意見発表をしてもらい、最後に講師のまとめ。
途中のワークに講師以外の先生方が生徒の間に入り、意見交換しながら生徒個々人の意見をまとめてレジュメに書く、そんなシステムです。
私の参加したグループでは、意見が出たり出なかったり。それはそれ。活発な子も、おとなしい子もいろいろなのは日々体験しているので、その辺りは必要以上にこちらからアプローチしないことにしました。
それと、生徒それぞれの意見にはハッキリとした正解がないことも。
そう!、この法教育の主題は、子供達に「考えさせる」ことにあります。
自分が参加したグループの子が発表してくれているのを見ると、なんだか嬉しかったりします。
なんでしょうね。
試験合格だけで終わらない、登録して行政書士となったからこそ見える世界。
行政書士となって良かったと思えた時間でした。