一昨年の八月末付けでサラリーマン(司法書士兼行政書士事務所)を退職。
現在事務所を構える東京都北区のインキュベーション施設に入居し、本格的に行政書士として開業したのがちょうど一昨年の10月1日になります。
これは確か、入居当日の晩でしょうか。
椅子のほか何もない部屋で佇んんでいるところを、窓際に置いたiPhoneでタイマー撮影したもの。
スッキリして気持ちがいいですね、カラの状態というのも。
当初は、高齢者支援を前面に押し出して業務を行なっておりましたが、前職で通常ありえないほど様々な業務を経験させてもらい、また一部上場企業の財務部門のコンサルティングのような仕事をさせて頂いた関係で、比較的なんでも出来てしまいます。
行政書士という文字から連想される業務以外の、例えばセミナー講師であったり、ホームページ作成であったり、WEB活用も対応できるのは、独立前のサラリーマン時代からコツコツと自分で取り組んできた積み重ね以外の何物でもありません。
積み重ね作業を始めた当初は、これを積んだからといって何が起きるのかわからず、途中で重ねるのを止めてしまいがち。
だけど、積み重ねってある程度高さを積まないと結果が見えづらく、認識しづらいものだと実感しています。
わからないことにどれだけの勢力を突っ込めるかが勝負の分かれ目とも言えそうですが、徒らに勝負を挑むのではなく、できれば有益に積み重ねて勝ちに行きたい。
そう考えたとき、いま自分が積み重ねているものが正しいのか?順番はあっているのか?他に方法はあるのか?といったことを少し離れたところから、あるいは一緒に観てくれる伴走者がいるといいですよね。
ブレーンであり、アドバイザー、顧問、仲間、どのような呼び方でも良いけれど、あなたのことを対等に観てくれて、適切な時期に適切なアドバイスを端的に指摘してくれるような人。
私にはそのような人はおらず全部自分でやってきました。
これを読んでいる創業者や起業家の中で、もしもそういった伴走者がいるのであれば、それは本当に幸せなことなんですよ。
さて、3年目。
別の組織である合同会社コノチカラも設立したことですし、行政書士としても駆け抜けます。
解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭