最近、ある高齢者の方と仕事でかかわるようになりました。
その方がお世話になっている介護施設に訪問したのですが、同席される方があいにく別件で30分ほど遅くなるとの連絡がありまして。
待っている30分ほど時間中、ずっと、昔のプロ野球選手の話になりましてね。
中日の小松、ドカベン香川、ダルビッシュ、梨田監督など。
認知症の初期とされている方とは思えないほど、よくご存知でいらっしゃっる。
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
といっても、私は楽しんでいただけではなく、しっかりとその会話から事案の解決に参考になることをヒアリングしています。
何気ない一言であったり、
取るに足らない想い出話の中にヒントが隠れていることがあるのです。
案の定、その会話の中のある出来事が、事案の解決のキーポイントになることを発見することが出来ました。
おばあちゃん、それだよ!、それそれ!
って心の中で密かに喜びました。
これでこの一家、救われるという確信です。
昔、私の父が、プロ野球ばかりテレビで観るのが本当に嫌でイヤで仕方がなかったのですが、その時のプロ野球の知識がここで活きてくるとは人生何が起きるか分かりません。
この高齢者の女性と仕事をするようになってから、私、行政書士阿部隆昭の仕事の価値を再発見しました。
その日の夕方
私が懇意にしている司法書士と、この高齢者が以前かかわった専門職の仕事ぶりについて話をしました。
もちろん、守秘義務に支障のない範囲で。
私としては、
◯◯司法書士の仕事のやり方も、□□公証人も、△△司法書士の仕事ぶりには大不満なわけですよ。
その場で適切な処理をしていれば、その高齢者の置かれた立場はもっともっと恵まれたものになっていたはず。
それをしなかった専門職の仕事ぶりには、正直、疑問符だらけなわけです。
その司法書士は、私にこう言ったんですね。
そんなもんだよ。
と。
彼女は、ずっとずっと長い間、私の仕事ぶりを見てきた人。
私がどのようなスタイルで仕事をするかを最もよく理解している。
普通の人は、そんなもん。
阿部さんも、私も、その人の状況をぜんぶ考えてよい方法を一緒になって考えるっていう仕事のやり方をするけど、
普通はね、言われたことやるだけ。
依頼者の状況をすべて頭に入れて、もっとも良い選択肢を一緒になって考える
それが、行政書士阿部隆昭の仕事の価値です。
今までもそうですし、これかもそのスタイルで仕事をします。
今回の依頼者様に対しても、一般の方が想像出来ないような、先の先のことを考えて手当てをしています。
客観的に見て、この状況って、とても幸せなことだなあと思います。
たまたま、私のような専門職にサポートしてもらったからこそ、今後の人生が不安なく過ごせる選択肢を与えられた。
そうではなかったら。
今までのような専門職と同じような仕事ぶりをされていたら。
まさに、不幸。
「そのときは薬を大量に服用して。。。」
と、半ば冗談交じりに高齢者がおっしゃることも現実味のある話になってしまうでしょう。
自分自身の話をするのはあまり得意ではありません。
しかし、現実に救われた方は目の前にいらっしゃるわけですし。
私の仕事ぶりを長年見てきた専門職もそう言っている
私自身も、実は、思っています。
「価格」ではなく、「価値」で行政書士を探している方がいらしたら、オススメですよ行政書士阿部総合事務所は。
自信を持って自画自讃します。
行政書士阿部総合事務所
行政書士阿部隆昭