資金調達と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

「制度に沿う」から、「物語を編む」へ。補助金支援という名の経営思想支援——LDAMの真意 |行政書士阿部総合事務所

May 3, 2025
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サービス概要

補助金申請サポート

新事業進出補助金・ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金、創業助成金など、御社の経営改善・業績向上実現の視点から最適な補助金助成金を提案。事業計画立案から申請書類作成、採択後フォローまで対応します。オリジナルサービスも活用し、他にはない支援を実行しています。

LDAM無料診断
(LinkDrive by Abe Method)

カスタマイズしたAIと専門家の知見を融合した独自フレームワーク「AI経営支援型・補助金ナビ&コンサルティングサービス」。自社にとって正しい判断を導き、具体的な戦略の提案をオンライン診断でレポート化します。

創業・起業支援、セミナー講師

ビジネスアイデア構築から事業計画書策定、資金調達(創業融資や創業助成金等)、人材育成、会社設立・許認可取得までトータルサポート。関連士業など万全の支援体制で安心して創業できます。

ビザ・在留資格手続き

ビザ(在留資格)の取得(経営管理、技人国等)・変更・更新取次手続き等、出入国在留管理町認定取次行政書士として法令に則った申請をサポートします。外国人労働者を雇用する企業のコンサルティングも行なっています。

【第1章|LDAMは、補助金という“制度の海”を渡るときに、自らの未来を舵取りする存在であってほしいという願いから】

「なぜそれをやるのか?」

補助金申請の現場で、この問いが真正面から語られることは、案外少ない。
どの制度が有利か。どの書き方が採択されやすいか。
多くの相談は、戦術レベルにとどまりがちだ。

しかし、私は思う。
事業において本当に問うべきは、「なぜその未来を選ぶのか?」という構想の部分だ。

——誰が決めたかわからない制度の枠に合わせて、事業計画をつくる。
——「採択されること」が目的化され、本来の志が薄れていく。

それが悪いわけではない。
ただ、私はそういう相談を何千件と受けてきた中で、
「制度に合わせた人生を生きること」に、どこか違和感を覚えたのだ。

本来、補助金は、事業という“物語”を推進するための燃料である。
その物語は、誰かに書かれた脚本ではなく、あなた自身が語るべきもの。

だから私は、制度ではなく**「構想」から支援する**という方法を選んだ。
それが、**LDAM(LinkDrive by Abe Method)**の原点である。

【第2章|LDAMとは何か?制度の“消費”ではなく、価値の“創造”へ】

「制度に合わせる」ことに終始するのではなく、
「制度を活かして、未来の意味を描きなおす」ことを支援する。
それが、LDAM(LinkDrive by Abe Method)の思想です。

● 名前の由来

  • Link:経営者の想いと未来をつなぐ
  • Drive:外からの力ではなく、自らの意志で動かす
  • Abe:阿部隆昭としての思想と方法論
  • Method:思いつきではない、体系だった支援の型

私は行政書士として、補助金支援に関わる多くの現場に立ってきました。
でも、ある時から違和感を抱くようになります。

「この人は、本当にこの事業をやりたいのか?」
「採択されたら“燃え尽きてしまう”のではないか?」

そう思わせる申請が、あまりに多かったのです。
補助金が目的化し、事業の魂が置き去りにされる構図。
それは単に、申請書の書き方制度の選び方だけでは解決できない問題でした。


● LDAMの3層構造

LDAMは、単なる補助金支援を超えた**“構想支援”**として、以下の三層から構成されます。

1. 機能的価値(Functional Layer)

  • 制度の選定、採択要件の整理、申請書の形式支援
  • AIによる分析も併用し、精度とスピードを担保

2. 情緒的価値(Emotional Layer)

  • 「自分は何をしたいのか?」という迷いや不安に向き合う
  • コンサルでもコーチでもない、「伴走」としての支援
  • 書類の裏にある“言葉にしきれない想い”の翻訳作業

3. 構想的価値(Conceptual Layer)

  • 事業の背景にある「生き方」「信念」「物語」を再発見する
  • 補助金に“合わせる”のではなく、補助金を“活かす”視点へ
  • 他者と比較しない、自分だけの未来の輪郭を描くプロセス

「人に言われたから」ではなく、
「自分がやりたいから」行動する。
その軸を取り戻すこと。
それがLDAMの真の支援内容です。

【第3章|なぜ“構想的価値”が必要なのか?】

補助金が採択されたのに、どこかに違和感が残る。
期待していた未来が、なぜか手応えを伴わない。
そんな声を、何度となく聞いてきました。


採択されたらすべてが変わる——はずだった。
でも、実際はそのあとが苦しかった。

資金はあっても、ビジョンがなかった。
計画は立てたのに、心が追いついていなかった。


私は、その根本的な理由を「構想の欠如」だと捉えています。

事業再構築補助金、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金……
制度の選定や申請ノウハウはもちろん重要です。
しかし、それだけでは経営は動きません。
補助金を獲得すること自体は、航海に出るための“船”を手に入れたというだけのこと。
その船でどこへ向かうのか、なぜその航路を選ぶのか。
そこが描かれていなければ、進みながら迷い、やがて座礁します


● 構想なき支援の“副作用”

構想を欠いた補助金活用には、次のようなリスクがあります:

  • 制度の都合に合わせて、やりたいことを歪める
  • 数字だけの“実績報告”に追われ、事業の本質が霞む
  • 補助金依存になり、次の一歩が出せなくなる

制度に“翻弄される経営”ではなく、
制度を“活かす経営”への転換。
そのために、「構想的価値」から補助金を設計するという発想が必要なのです。


● LDAMは「事業の魂の再発見」から始める

LDAMでは、まずこう問いかけます。

——「なぜ、あなたはその未来を選ぼうとしているのか?」

経営者が語りづらいこの問いにこそ、
その人らしい“意味”が宿っています。

この問いは、採択のテクニックではありません。
事業を「生きた言葉」として語れるようにするための、土壌づくりです。
AIが支援するのは、あくまで構想に輪郭を与える手段。
人間の想いという“種”がなければ、AIは動きません。


「構想なき戦略は、進路を失った船」

だからこそ、構想的価値から始めるのです。

【第4章|物語を“見せられる側”から、“共に編み直す側”へ】

「計画書」は、単なる事務書類ではありません。
それは、自分がこれから歩もうとする未来への宣言書です。

けれど多くの場合、その計画書は他者の目線、
つまり制度や審査員の視点に寄せて書かれます。

「こう書けば、通りやすい」
「こう構成すれば、形式として整う」

それ自体は悪くありません。
でもそれだけでは、自分の未来が“誰かの都合”によって語られてしまうのです。


物語を見せられる側で終わっていいのか?

本来、あなたの事業は、
あなた自身の言葉で語るべきものです。


● 経営とは、物語を編み直し続ける営み

LDAMが重視するのは、事業計画ではなく事業物語
数字と構成ではなく、問いと意味
制度への適合ではなく、あなた自身の納得

その物語を、制度の支援を受けながら、自分らしく書き直していく。
それが、**経営における「構想的生き方」**です。


● LDAMは「共著者」であり「伴走者」

行政書士としての私の役割は、書類作成の代理人ではありません。
あなたの物語に共に入り込み、構想を言語化し、形にしていく共著者でありたい。
そして、事業が揺れそうになったとき、
「なぜ、私はこの未来を選んだのか」を思い出せるように、支える伴走者でもありたい。


補助金は、物語を“始める”ための燃料。

そして物語の主役は、いつでもあなた自身です。


【第5章|結び:この支援に、価値を感じる人へ】

もしあなたが今、
補助金の情報に埋もれていたり、
経営の選択に迷っていたり、
「制度に合わせること」に疲れているとしたら。

一度、立ち止まって問い直してみてください。

——私は、なぜこの未来を選びたいのだろうか?
——私は、どんな物語を生きたいのだろうか?

LDAMは、その問いにともに向き合うための支援です。
あなたの構想に寄り添い、制度を味方にする知恵を共に描きます。


「構想を軸に、制度を選ぶ」
「他人の脚本を生きるのではなく、自分の物語を編み直す」

その選択をしたいあなたへ。
LDAMは、あなたの共著者になります。



より詳しいLDAMの仕組みはこちら>>

“LDAM(Link Drive by Abe Method)”