今回紹介するのは、あくまで手続面として意外な盲点の部分です。
現実にそのトラブルに遭遇した経営者もおりますので、これから東京都創業助成に取り組む方にはぜひ参考にしてください。
1、面接審査の日程はあらかじめ空けておこう!
2、申請書の最終版はコピーして保管しておこう!
今回お伝えするのは上記2点です。
1、東京都創業助成の面接審査日程は空けておく!
ものづくり補助金等と違って、東京都創業助成の場合にはスケジュールが日にち単位であらかじめ公開されています。
さらに、東京都創業助成では、書面審査を通過した人は面接審査が待っています。
ということですので、書面審査を通過したこと前提で、面接審査の日程を空けておきましょう。
これが意外に大事です。
実際にあったトラブル事例としては、面接審査の日程にどうしても身体を開けられず、やむを得ず東京都創業助成のほうを諦めたということ。
これは、非常にもったいないですよね。
東京都創業助成の場合、面接審査に立ち会えるのは原則代表者のみ。
この点、ぜひ留意してください。
2、東京都創業助成に応募した申請書はコピーして保存しておこう!
東京都創業助成の面接審査では、申請書を資料として持参することができます。
完全に頭の中で面接に臨むのは不安ですが、一つでも紙ものの資料があると安心です。
なのですが、申請書を作り込むうえで何度もブラッシュアップをしていると、どのバージョンで申請したのかが分からなくなります。
これも実際にあった事例で、面接官が準備している申請書と、代表者が持参した申請書の内容に違いがあったため、面接審査のときにそこを突っ込まれて困ったとのこと。
ですので、申請書としての最終版をぜひ保管しておいてください。
行政書士あべせんせーチャンネルでも、動画としてまとめましたのでご覧ください。
行政書士阿部隆昭