ものづくり補助金の申請準備として事業者がやっておくべきことを今回はシェアします。
「生産性」
これがキーワード。
経営力向上計画策定でも、ものづくり補助金でも、この「生産性」という概念は知っておいて損はありません。
生産性について知るには、こちらのWEBサイトがわかりやすい。
https://www.jpc-net.jp/movement/productivity.html
経営分析の世界は、インプットからどれだけのアウトプットが出来たか、などと簡単に説明される。
インプットとは、投下した経営資源
アウトプットとは、生み出された付加価値
生産性には大きく分けて三種類のものがあって、この三つも知っておいたほうがいい。
「労働生産性」、「設備生産性」、「資本生産性」
投入される経営資源によって使い分けるだけだから簡単!
投入される経営資源が「人」ならば、「労働生産性」
投入される経営資源が「物」ならば、「設備生産性」
投入される経営資源が「お金」ならば、「資本生産性」
生産性の計算式も実に簡単だ!
生産性=アウトプット/インプット
生産性の基礎知識は理解できたところで、さあ補助金申請で使う生産性は三つのうちどれでしょう?ということですが。
補助金申請や経営力向上計画策定でよく利用されるのは「労働生産性」
補助事業(補助金を活用して取り組む事業)によって、労働生産性はどれだけ向上するのですか?
という感じで使われます。
労働生産性が向上するのであれば、補助金を交付しましょう。
そういった考え方。
投資をしても生産性が上がらない事業計画には、誰もお金を出したがらないでしょう。
補助金審査は、「競争試験」である以上、他に優秀な事業計画があるのであれば、その企業に補助金を活用してもらいましょうとなるはず。
ならば、生産性をあげる事業計画ならなんでも良いのかというと、もちろんそうではありません。
本当にそれだけの生産性が上がるのか?という疑念に答えるだけの裏付けがなければ誰も信用してくれません。
補助金審査でも全く同じです。
だからこそ、ものづくり補助金申請や小規模事業者持続化補助金申請代行を受任する私たち専門職は、事業計画書の作成にチカラを入れるわけ。
補助金申請は専門家に依頼しなくても、申請できますし、もちろん採択されるレベルの申請書を作り上げることも可能。
行政書士阿部隆昭が代表社員を務める合同会社コノチカラでは、補助金獲得によって事業継続を真剣に考える事業者を応援しています。
その一つの取り組みとして補助金セミナーを開催(3月16日、午前開催、夜開催の2回)しますのでご興味ある方はこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。事業者の支援目的ですので、名称のいかんを問わず補助金支援に回る士業、コンサルタントの参加はできません。
解決支援コンサルタント野獣系行政書士阿部隆昭