実にシンプルです。
補助金申請書ーホントは補助金申請書に限られないーを自社でつくり上げるために、確実に着実に一歩づつ進めるための方法、知りたいですか?
プロの私が日々実践している方法なので効果は保証付。
間違いありません。
企業にお勤めの方は、上席からの進捗管理のお言葉にビビることも不要になります。
「●●さん、あの件、どこまで進んだ?!」
に対しても、「今ココまで、進んで、次は、コレで、ココさえ確定できれば終了です」
といった感じで回答することもできるのです。
その方法とは?
書ける書類から書く、埋められるところから埋める、分かるところからやる。
なんだそれは。
と思うかもしれませんが、コレ、書類が作れないと嘆くみなさんが圧倒的に出来ていません。
今回のコロナ禍で公表されている「持続化給付金」
書類としてはごく簡単な部類ですが、この書類ですら手付かずで放置している支援者様がいらっしゃいました。
理由を聞くと、「書き方がわからないから」
もちろんそれは理解出来るですが、分かるところさえ埋めていない。
書類の進捗率は0%
これでは、何をどう分かれば100%に近づくのかさえも分かりませんよね。
実例を見せましょう。
令和二年度補正小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型の記入例です。
補助金事務局が公開している様式1、4、5の記入例です。
申請日付と申請する事業者の住所氏名欄程度しかないですよね。
さすがにこのあたりの項目は埋められるはず。
ということ、小規模事業者持続化補助金申請で必要な書類の75%は完成したということ。
様式1、2、4、5の4種類あるので、そのうちの3種類が完成するとあと様式2だけ。
もちろん、様式2がもっとも手間がかかるのはそうなのですが、まだ全然仕上がっていないと思っているのと、あと一つだけと思うのとでは書類に向かう姿勢が違ってきます。
様式2の書き方を質問する場合でも、
「様式1、4、5は記入が終わって、あと様式2のこの部分だけ埋めれば申請出来るのです!だからこの部分だけアドバイスもらえませんか?」
というのと、
「まったく準備が出来ていないのですが、なんとか最初から教えて欲しいです!」
では、質問を受ける側の心象が違うのは分かりますよね。
前者の場合、”頑張ってるね、そこだけならちょっと見てみようか”、と思うけれども、後者の場合には、”えっ?最初から??”、と思われる。
姿勢の問題。
今回は小規模事業者持続化補助金を取り上げましたが、この感覚は書類モノはなんであれ使えます。
そして、事業会社にお勤めの方の場合でも日々の業務に活かせます。
私の会社員時代はよくこの方法を使っていました。
独立した今でも、もちろん”鉄板”で使っています。
書き方がわからない書類。
全て、まったくどこも手が付けられないということはないはずですよね。
まとめましょう。
1、書ける書類から書く、埋められるところから埋める、分かるところからやる。
2、どこが分からないのか自分で把握する。
3、進捗度を自分で確認し、残りどれだけやればいいのかを把握する。
4、残っている部分を詰めていく作業をする。
上記のステップで確実に着実に一歩進みます。
保証します。
行政書士阿部隆昭