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【読み物】見えていたつもりの戦略、見えていなかった“勝ち筋”|行政書士阿部総合事務所

April 21, 2025
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〜創業支援と補助金活用を、ある一局のオセロから読み解く〜


はじめに:一局のオセロが教えてくれたこと

ある夜、静かな空間で、一局のオセロが打たれた。
盤面の結果は、白36 対 黒28。勝ったのは白――つまり「オセロが苦手」だと言っていた創業者だった。

一方、黒を打っていたのは、補助金支援に絶対の自信を持つ専門家。
経験も豊富で、オセロのルールも熟知している。
だからこそ、この結末は意外だった。そして、あまりに示唆に富んでいた。

この一局を通して、**支援者と創業者の「思考の違い」**が浮き彫りになった。
そして、補助金活用や創業支援において、どんな協働が有効なのかという本質が見えてきた。


盤面の事実:角を押さえたのは白だった

オセロの鉄則は「角を制した者が勝つ」。
角はひっくり返されない絶対領域であり、そこを押さえることが終盤の勝敗に直結する。

今回、白は4つの角を確保していた。
黒は中央を制し、序盤から中盤にかけて盤面の多くを黒で染めていたが、終盤に一気に逆転されたのだ。

この事実が物語るのは明快である。

「戦略的だったのは、実は“白”だった。」


白(創業者):苦手でも、勝ち筋を自然に掴んでいた人

白はオセロが得意ではない。
「考えすぎても分からない」と言いながら、盤面を一手ずつ丁寧に進めていった。
自分のペースで、焦らず、でも目の前の選択を誠実に選び続けた。

その結果――

  • 角を見逃さず押さえた
  • 辺を重視して終盤に残る石を増やした
  • 中盤の損得に惑わされず、本質を見ていた

創業に置き換えれば、「先は見えないけど、今やるべきことに集中する」「完璧でなくても行動する」
そんな姿勢そのものだ。

そしてこれは、まさに“勝ち筋”そのものだった。


黒(支援者):経験があるからこそ、見落としたもの

一方の黒。
専門家であり、支援経験も豊富。
補助金の採択傾向や申請書のコツも知り尽くしている。

だがその自信が、逆に「手堅いセオリー」にとらわれてしまっていた。

  • 中央を取りすぎて、外縁を明け渡した
  • 終盤でひっくり返される危険に気づかなかった
  • 経験に頼るあまり、“今の盤面のリアル”を見落としていた

補助金支援でも、同じことが起きうる。
経験則に従いすぎて、相手の想いや現場の温度を見失ってしまう。
“やり方”に意識が向きすぎて、“なぜそれをやるか”が抜け落ちる。


思考の違いから生まれる“ズレ”と“価値”

ここで、創業者と支援者の典型的な“思考の違い”を整理してみよう。

項目白(創業者)黒(支援者)
判断基準想い、感覚、行動優先ルール、過去データ、理論優先
ゴールの見え方走りながら探す設計してから進む
言語化力感覚はあるが整理が難しい理論は強いが感情の共感が課題
スピード感即行動慎重思考
不確実性への耐性高い(慣れている)低い(嫌う)

このズレが、時にすれ違いやフラストレーションを生む。
「なんでこんなに危なっかしいの?」と支援者は思い、
「なんでそんなに細かく言うの?」と創業者は感じる。


だが、本当の価値は“補完し合える関係”にある

違うからこそ、価値がある。
今回のオセロも、黒が中央を押さえていなければ、白が逆転する土台すらなかった。

  • 白の「柔軟性」と黒の「構造力」
  • 白の「熱量」と黒の「冷静さ」
  • 白の「今やりたい」と黒の「未来のために」

この両方があって、補助金申請は成功するし、事業も伸びていく。


補助金活用における実践的ヒント

白タイプ(創業者)と黒タイプ(支援者)がうまく協働するために、いくつかのコツを紹介する。

【創業者(白)に向けて】

  • 「不完全でもいい」から、まずは想いを書いてみること
  • 自分のペースで話す勇気を持つこと
  • 支援者の助言は“否定”ではなく“伴走”だと受け止めること

【支援者(黒)に向けて】

  • 相手の言葉にならない想いを汲み取る姿勢を持つこと
  • 正解を押し付けるのではなく、一緒に見つけていくスタンスを大切にすること
  • セオリーではなく「この人にとっての意味」に目を向けること

最後に:本当に必要なのは“勝てる相手”ではなく、“勝たせてくれる相手”

今回のオセロ、勝ったのは白。
でも、それは白だけの力ではなかった
黒が盤面を広げ、白が自分の選択を貫いたことで、結果として勝ち筋が生まれた。

創業の現場も同じだ。
創業者は、すべてを知っている必要はない。
でも、「自分の強みを活かす場」をつくってくれる支援者がいるかどうかは、事業の未来に大きく影響する。


■ 創業者が探すべき“黒”とは

オセロの黒のように――

  • 流れを読み
  • 全体像を設計し
  • 想いを形に翻訳してくれる人

そんな支援者を、補助金という場面でも探してほしい。

白のあなたが、ビジョンを語るだけで、
黒の支援者が、それを補助金という「資金の言語」に変えてくれる。

それこそが、補助金を“単なるお金”ではなく、事業の推進力に変える鍵なのだ。


だからこそ「LDAM(Link Drive by Abe Method)」

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創業者の「想い」と支援者の「設計力」を融合する、新しい補助金支援のかたち。

  • 単なる申請代行ではなく
  • 「なぜその事業をするのか」から一緒に考え
  • 経営の本質を深掘りしながら
  • あなたに合った補助金を、“あなたらしく”活用する

創業という白の一手に、私たちは黒としての戦略を重ね、共に勝ち筋を描いていきます。


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