超簡単事業コンセプトの作り方と題してお送りしている連続記事の3回目。
【誰に?、何を?、どのように?】のわずか3ステップで事業コンセプトを作り出してみます。
あなたがバナナのたたき売りをしなければならなくなったとして。
前回では、誰に売るのですか?を一緒に考えてみました。
今回は、何を売るのか?を見ていきましょう。
あなたはバナナのたたき売り。
としたら、当然、売り物はバナナ。
決まってますよね。それ以外にありません。だって、目の前にはバナナしか商品らしいものはないですから。
売り物はバナナしかない!
本当にそうでしょうか?
バナナだけが商品であるならば、みかん箱にバナナを並べて無人販売しても同じってことですよね。
でも、頭にハチマキ、右手にハリセン。
こんなこと、理由なくやってるはずはありません。
元気な人を見ると元気になる。
陰気な人の周りに居るとこっちまで滅入ってしまう。
なんとなくわかりますよね、この感じ。
バナナの叩き売りの口上も楽しみの一つですよね。
バナナのたたき売りを見てバナナを買う人は本当にバナナを食べたい訳ではありません。
楽しい体験をした、その気持ちにお金を払っているわけ。
バナナのたたき売りの売り物は「体験」です。
バナナではありません。
これってみなさんの事業にも当てはめることは可能なんですよね。
本当の売り物は何ですか?
次回は、最後、どのように?を一緒に考えてみましょう。
解決支援コンサルタント野獣系行政書士阿部隆昭