あなたはこれからバナナのたたき売りをしなければなりません。
さあ、バナナを誰に売りますか?
そりゃ目の前でたたき売りのパフォーマンスを眺めて立っているその人に売りますよね。
当たり前過ぎますよね。
あなたの商品やサービスを誰に売るのか?
これが事業コンセプトやビジネスモデルを考えるときに必要な視点。
誰に?と考えたときに、今すぐにバナナを食べたい人だけに売るのでしょうか?
お土産用?
食べる人は頭にないけれどたたき売りのパフォーマンスへのご祝儀として買ってくれる人もいるでしょう。
誰に売るかを考えるときにポイントとなる指標をいくつか見てみましょう。
例えば、こんな感じで。
どこの国の人?
どこに住んでいる人?
男性?、女性?
子ども?、若者?、大人?、高齢者?
個人?、会社?
お金持ち?、普通?
アウトドア好きな人?、インドア好きな人?
無限というわけではありませんが、際限なくピックアップ出来そうです。
あなたの商品やサービスを売りたい相手、買って欲しい相手、買ってくれそうな相手をこうした要素を軸にして切り分けていくことで事業コンセプトの精度が高くなります。
ビジネスモデルや事業コンセプトを考えるときにはぜひやってみてくださいね。
次回は、【誰に?、何を?、どのように?】のうちの「何を?」を考えてみましょう。
解決支援コンサルタント野獣系行政書士阿部隆昭