完全リニューアルされた「小規模事業者持続化補助金」の第8回公募が公開されました。
従来よりも内容が大幅に変更されたことで戸惑っている事業者様も多いと思います。
そこで、大切な変更点を動画で解説しました。
下記の図は、事務局Webサイトで公開されているガイドブックに掲載されています。
申請枠も、補助金の上限も大きく変わりました。
創業枠、というと一件申請しやすそうですが、特定創業支援事業が要件となっているため、簡単に、というわけには行きません。
さらに、後継者支援枠も特殊すぎて、ほとんどの事業者が要件を満たすことができません。
コロナ禍で補助金による支援策が拡充されているため、過去に採択された事業者も増えてきました。
以前、小規模事業者持続化補助金に採択された事業者が、さらに今回申請する場合もマトリックス化されており、これが大変わかりやすいですね。
そして今回最も影響があると思われるのが、
ホームページの作成等の費用が、交付申請額の4分の1以下とされたこと
さらに、
ホームページ制作のみでの申請も不可
通常枠では、補助金上限が50万円です。
その4分の1ということは、12万5000円です。
Webサイト制作や改修といっても、作業内容等によって価格の幅は大きいですが、実質10万円程度はほぼ何もできないでしょう。
できないでしょう、というのは小規模事業者持続化補助金の目的に相応しいホームページ制作や改修という意味です。
なので、申請を検討されている方は、通常枠ではなく、特別枠で交付申請額の上限を増やすことを考えるでしょう。
特別枠で200万円とすれば、「ウェブサイト関連費」は50万円まで対象経費とすることができます。
今後、小規模事業者持続化補助金の解説動画をアップしていきますので、情報提供が必要な事業者様はぜひチャンネル登録をお願いします。
行政書士阿部隆昭