コロナ補助金、7医療法人を誤って採択 経産省がパソナに実務を委託
https://www.asahi.com/articles/ASPC36…
そもそも事業再構築補助金に応募できないはずの組織類型の事業者が申請し、かつ誤って採択されていたという驚くべきニュースが朝日新聞デジタルに掲載されていました。
”そんなことあるのか?!”と思いましたが、今回、悲劇なのは採択の結果、補助金受給をあてにして高額設備の導入までしてしまったこと。
採択されたので、いよいよ補助事業スタート、となるのは無理もないことですよね。
しかし。
なぜ、申請要件に満たしていない企業が採択されてしまったのかと不思議ですが、さらに。
事業再構築補助金は、全ての申請で「認定支援機関」の関与が必要であるというように制度設計がなされました。
認定支援機関の支援のもとに、事業を再構築しましょう、という趣旨です。
採択されたということは、認定支援機関さえも上記についてスルーしてしまったということでしょう。
事業再構築補助金第一回公募で、大量の申請がなされたとはいえ、あってはいけないことですよね。
このことから、私たちが学ぶべきことは、やはり申請する事業者自身が公募要領を熟読に熟読を重ねることが大切だという大原則です。
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。
行政書士阿部隆昭