事業再構築補助金第三回公募は、7月下旬からスタートするようです。
補助金の対象経費の遡及適用が認められる制度として事業再構築補助金では事前着手承認制度が定められています。
よく言われる、”補助金ありき”ではない事業者にとっては有り難い制度。
補助金の採択や交付決定を待たずして事業に着手できることはあらゆるメリットがあります。
例えば、ライバル企業よりもいち早く市場に製品を投入したい場合などは、開発を最優先にする場合がありますよね。
この事前着手承認制度が、もしかしたら第三回の事業再構築補助金は変更になる可能性があります。
第二回公募要領(第3回の公募要領ではありません)の記載が上記画像です。
第三回公募以降では、事前着手の対象期間の運用について見直しを行う場合があります。
見直しを行う、のではなく、見直しを行う場合がある、という微妙な表現ですよね。
さらに、制度そのものを無くすとかではなく、期間の変更?など、期間に絞った見直しだけなのかとも読めます。
現時点では、詳細は不明ですが、第三回申請を検討されている方は、第二回までの事前着手申請と変更する可能性があることをご留意いただくとよろしいかと思います。
行政書士あべせんせーチャンネルの動画でも解説しておりますので、ご興味ある方はご覧くださいませ。
行政書士阿部隆昭
追記
事業再構築補助金事務局に確認したところ、事前着手申請は第三回公募要領が明らかになってからにした方がよろしいとのことでした。
事前着手申請を検討されている事業者様は、事務局に要確認です。
行政書士阿部隆昭