ある日の事業者さまにて。
不採択になった小規模事業者持続化補助金の申請書を見せて頂きました。
なるほど、これでは不採択になるだろうという申請書の作り方そのものでした。
初見の私がなんだかよく理解できない状態。
同じように初見の審査員も訳がわからない状態だったでしょう、申請書を読んでみて。
私の場合にはその事業者様との関係性があるので、これはどういうことだろう?!と更に読み込む作業をする訳なのですが、時給で働いている審査員にとってそこまでする義務はありません。
他にもっともっと優秀な申請書にはたくさん出会うでしょう。
だからこそ不採択に流れてしまう。
採択される小規模事業者持続化補助金申請書の作り方の一つの方法は、もう、縦読みしても意味が通じる申請書を作り上げる他ありません。
そのためには適切に図や表を申請書に入れ込むことはもちろんです。
状況はよく解らないのですが、一般の事業者様の間では、補助金申請書には図や表を入れこめばいい、といったような「噂」が広まっているようでして。
誰がサジェストしているのかは分かりませんが。
図や表を入れ込むのは大切ですが、それはあくまで適切な範囲でという大前提があります。
そもそも何のために図や表を申請書に入れ込むのかというと審査員の理解を助けるためという一点です。
補助金審査のために図や表を入れたほうが理解が早く深くなるのであればそれは使うべき。
闇雲に使うのは明らかに誤りです。
今年も小規模事業者持続化補助金の「闘い」が間もなくスタートします。
行政書士阿部総合事務所のブログでも、折に触れて採択されるための小規模事業者持続化補助金申請の作り方のノウハウを公開していきます。
解決支援コンサルタント野獣系行政書士阿部隆昭