今回、行政書士あべせんせーチャンネルで取り上げたのは、補助金申請書の書き方の細かい工夫。
およそあらゆる書面には、「読み手」が存在します。
そして大抵の場合、分かりやすい書面は、読み手に好印象です。
その「分かりやすい」の内側には、もちろんたくさんの要素がありますよね。
その書面の目的に沿った内容でなければ、いくら見栄えが良くても書面としてはNGです。
とはいえ、読み手の存在を意識した書類作成はとても大切。
小規模事業者持続化補助金事務局が公開している補助金申請書の記載例を二つ見てください。
1枚目は割烹料理店、2枚目はカフェの事例です。
内容はともかく、レイアウトとしては後者のカフェが圧倒的に読みやすいですよね。
見出しがあるだけで、その後には何が書いてあるかが想像できます。
前者の場合は、読み込まないことには内容がわからず、予測さえつけることが出来ません。
なるべく読み手に負担をかけさせたくはありません。
余計なストレスなく、読んでほしい、理解して欲しいわけです。
お勤めされている方で、報告書や企画書を作られた方はわかると思いますが、少し分かりにくい報告書ならば、全部読まれないうちに「書き直し!」と言われてしまいます。
補助金申請を読む側に、”優しい”書類を作ることが実は申請書そのもののクオリティを高めることにもつながります。
これから補助金申請にトライされる方はぜひ動画をご覧ください。
行政書士阿部隆昭