資金調達と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

採択事業者から聞いたキャッシュ以外の補助金採択の”リスク”になるほど、と。|行政書士阿部総合事務所

May 16, 2023
約 2 分

サービス概要

補助金申請サポート

新事業進出補助金・ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金、創業助成金など、御社の経営改善・業績向上実現の視点から最適な補助金助成金を提案。事業計画立案から申請書類作成、採択後フォローまで対応します。オリジナルサービスも活用し、他にはない支援を実行しています。

LDAM無料診断
(LinkDrive by Abe Method)

カスタマイズしたAIと専門家の知見を融合した独自フレームワーク「AI経営支援型・補助金ナビ&コンサルティングサービス」。自社にとって正しい判断を導き、具体的な戦略の提案をオンライン診断でレポート化します。

創業・起業支援、セミナー講師

ビジネスアイデア構築から事業計画書策定、資金調達(創業融資や創業助成金等)、人材育成、会社設立・許認可取得までトータルサポート。関連士業など万全の支援体制で安心して創業できます。

ビザ・在留資格手続き

ビザ(在留資格)の取得(経営管理、技人国等)・変更・更新取次手続き等、出入国在留管理町認定取次行政書士として法令に則った申請をサポートします。外国人労働者を雇用する企業のコンサルティングも行なっています。

創業当時に入居していたインキュベーション施設時代の経営者仲間と久しぶりにお会いしてきまして。

SNSでは繋がっているのですが、私自身そのSNSからは遠ざかっているので近況も聞けて大変楽しい時間となりました。

テック系企業なので、ものづくり補助金等でお役に立てるかなと思っての訪問だったですが、ニッチな業界でもあり、状況的に出口まで組み立てるのが難しいという印象です。

なんでも、その企業自体がすこし前にものづくり補助金に採択され、補助事業に取り組んだ経験があるとのこと。

機械装置の導入、というものづくり補助金の王道パターンではありますが、1/2とか2/3などの割合で補助されるので、確実に会社のキャッシュは投下することになります。

ですので、いくら補助金が”もらえる”からといって、業績向上に繋がらない取り組みをしても意味がありません。

さらに、今回お話ししていて、なるほどなあ、と思ったことがありました。

それは、「補助金を使った新しい事業に人材のリソースを取られ、既存業務に影響が出てしまうリスクがある」、ということ。

補助事業はたいていの場合、当社にとって新しい取り組みであるだけにその分野が軌道に乗るまでの時間、売上を立てるまでの時間、といったことまで考えておく必要があります。

ギリギリの人材で事業運営している場合には、既に安定した売上を生み出している部門の人材が、新規事業の部門に配属されると少なからず影響はありますよね。

金銭的に見積もることは難しいかもしれませんが、総合的に考えれば、”補助金の採択そのものは当社にとって意味がなかった”、となるかもしれません。

補助金の採択は、個社の状況によっては会社のキャッシュ以外に失うものがあるかもしれない、といったことは覚えておいたほうがよさそうですね。

行政書士阿部隆昭