今回は、2025年から新たに創設された「新事業進出補助金」について、制度の概要にとどまらず、その政策的背景や活用ポイント、そして私たちがなぜこの制度に注目しているのかを、経営者の視点で深掘りしてみたいと思います。
なぜ「新事業進出補助金」が今、注目されているのか?
これまで中小企業の成長支援として活躍してきた「事業再構築補助金」が役割を終え、新たに登場したのが「新事業進出補助金」です。

最大の違いは、支援対象が“再生型”から“成長型”に変わったこと。つまり、「売上が減ったから支援」ではなく、「新たな市場に挑む意思」を持つ企業に対して、“攻めの姿勢”を応援する仕組みになっているのです。
経営の視点で言えば、これは極めて前向きなメッセージ。
制度の骨格|支援されるのはこんな企業
補助の対象となるのは、次のような条件を満たす事業者です:
- 国内に本社と実施拠点を持つ中小企業者
- 新市場向けの新製品・サービスを展開する事業
- 付加価値額が年平均4%以上増加する計画
- 賃上げ・人材投資を明記した実行計画がある
単なる設備投資や業務拡張では通りません。 “誰に、どんな価値を、どう届けるか”という「市場との再定義」が問われる制度です。
行政書士阿部総合事務所の行政書士あべせんせーチャンネルでは、いち早く「中小企業新事業進出補助金」の概要を動画で解説しています。
私たちが考える本質的な活用法
私たち行政書士阿部総合事務所では、単なる申請代行ではなく、経営戦略の一部として補助金を位置づけています。
この考え方を体系化したのが、**LDAM(LinkDrive by Abe Method)**という独自にカスタマイズを施したAIによる経営支援型補助金ナビ&コンサルティングサービスです。
LDAMでは、
- 「補助金ありき」ではなく「事業戦略の中に補助金を活かす」
- 「採択」で終わらせず「実行段階」まで支援
- 「資金調達」ではなく「経営の再構築」へ導く
という視点で、計画書の構成から経費精査、実行体制の整備まで一貫してサポートしています。
無料で学べる!LINE限定コンテンツのご紹介
「補助金に興味はあるけど、正直よくわからない」 「自社が対象になるのか判断がつかない」
そんな声に応えるため、現在、LINE登録者限定で以下の無料コンテンツを配信中です。
🎁 登録者限定プレゼント:
- 『想いに、追い風を。補助金から始める“経営の一歩”』(PDFガイド)
- 9割が誤解している補助金クイズ(全10問)
📲 登録はこちらから → https://lin.ee/D6At02N


最後に|補助金は「事業の言語化装置」
補助金は、単なるお金ではありません。
それは、自社の事業を言語化し、戦略として磨き上げ、未来に向けた筋道をつくる「問いの装置」であると私たちは考えています。
だからこそ、「なんとなく書く」ではなく、「事業を深く考えた結果として書く」ことが重要です。
あなたの事業にも、きっと“次の一歩”があるはず。 その可能性を、補助金というツールを通して共に見つけていきましょう。
行政書士阿部隆昭|阿部総合事務所